礼儀とは?

田口恭一

田口恭一

テーマ:幼年クラス・少年クラス

当城西世田谷支部の幼年クラス、少年クラスでは、「道場稽古が普段の生活に活きる」事を念頭において稽古指導しています。

稽古の中でなぜお互いに「礼」をするのか?

握手はなぜ両手で行うのか?

話を聞く時には何故不動立ち(自然体)で聞くのか?

道場での礼儀の意味をこう教えています。

「礼儀とは、相手の気持ちを考える事」

先生が一生懸命話している時に、フラフラして聞いていたら話をしている先生はどう思うのか?

物を受け取る際に、片手で奪い取る様にしたら、渡した人はどう感じるのか?

「こんにちは」とあいさつをして「こんにちは」とあいさつが返ってこなかったら?

等、実際に例を示して子供達に伝えます。

稽古の中で、相手が蹴りやすいようにミットを持つのも「礼義」。

外で待っている友達のお父さん、お母さんに「さようなら」とあいさつするのも「礼儀」。

子供達は少づつ理解してくれます。

幼年・少年における稽古は、突き蹴りの仕方や、試合の勝ち方だけを教えるのではなく、その稽古を通じて、普段の生活に活かせる「生き方」を身につける場。

当道場では、そんなスタンスで子供達と稽古をしています。




国際空手道連盟極真会館
城西世田谷東支部(三軒茶屋・三宿・二子玉川・成城学園・狛江・祖師谷・田無・昭島・東大和)
支部長 田口恭一


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