2020年代の国語‐正答を見つける力について
本年1月15日の本稿で、「校長会調査では豊島が最高倍率の2．37倍！取り下げ・再提出も活用しましょう」として、校長会調査の結果をお知らせしました。その中で、今年は男女合同の新制度1年目だから、大きく状況が変わることもありうる、豊島を過度におそれることはない、と書きましたので、その責任上、今日公表された都教委からの応募状況についてお知らせ致します。
都立高校分割前期・一次募集の入学願書は、1月31日～2月6日の期間に郵送で提出され、今日応募状況が公表されました。旧第4学区の豊島は、校長会調査の段階で2．37倍と全都立高校の最高倍率でしたが、今日公表された結果でも、単位制の新宿が2．56倍となったため倍率では2位となりましたが、ひきつづき2．42倍という高い数字になっています。
このあと、2月13日に願書取り下げ、14日に再提出がありますので、そこで多少の変動はあると思われますが、さほど大きく変わることはないでしょう。タイミングとしてここまで来て、すべての学校に出願した人がいる以上、本稿で「どこの高校の倍率が低い」ということを言うわけにはまいりませんが（詳しくは東京都教育委員会ホームページ→都立学校を探す→都立学校への入学→募集・応募状況等→「令和6年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況（学力検査入学願書受付））」をご覧下さい）、「都立高校に合格・進学する」ことを大きな条件となさっている方は、「取り下げ・再提出」の精度を活用して、合格の可能性が高い受験校を目指されることを、おすすめします。「取り下げ」という言葉のイメージが気になる方もおられるかも知れませんが、公的に設定されている制度で、誰もが使えるものですから、ぜひ積極的に活用して下さい。言問学舎の過去の卒業生の中にも、この「取り下げ・再提出」を活用してその後の高校生活、さらに大学受験まで実のあるものにした人たちがいます。
なお、「取り下げ・再提出」は時間が限られていますので、都教委ホームページでご確認の上、間違いのないようにご利用下さい。
みなさんの受験の成功を、心からお祈り致しております。
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