お彼岸、イベント、そして・・・

2013年9月23日公開 / 2013年10月7日更新

コラムカテゴリ：スクール・習い事

コラムキーワード：お墓参り、お墓

　今日は天気があまり芳しくありませんが、お彼岸の中日（ちゅうにち）、すなわち彼岸会（ひがんえ）の主となる日です。この日にお墓参りをする人も多いでしょう。私は休みが日曜だけですから、昨日、去年他界した父、おととし亡くなった叔母、三十数年前に亡くなった叔父の墓参をして来ました。

今は母だけが住む、私が小学校4年生から大学卒業までを過ごした家と、叔母、叔父の家とは、もう一軒の伯母の家も含め、神奈川の県央・県南部に集まっています。そしてそれぞれの墓所は、さらに近い距離にあって、みなが彼岸で近しく過ごしているかに思われる、そんな三者の奥つ城（おくつき）を、ひとめぐりしたわけです。母は今81歳で、齢の割には若いと言われるようですが、足腰は弱っており、歩くときに私の妻が手を添えると、「嫁に手を引かれるようになったか」と呟いたそうです。

　さて、今日はもちろん秋分の日でもあり、9月の2度目の三連休最終日です。自宅近くの攻玉社中学校・高等学校でも、輝玉祭という文化祭が昨日、今日の2日間行なわれており、朝から大勢の親子連れが訪れていました。この9月、10月は、いつもながらの学園祭・体育祭シーズンです。高1、高2の生徒たちにとっては、心身を大きく引き立ててくれる、重要なイベントでしょう。高3生にとっては、学校次第、本人次第でかまわないのですが、受験生自身の置かれている状況によっては負担になることもあり、こちらが複雑な思いにとらわれることもあります。

　私自身は、ほとんど生徒の高校の文化祭を見に行くことはしないのですが、5年前に一度、必要があって行ったことがあり、この季節には、毎年そのことを思い出します。お彼岸、高校のイベント、そして中学校では中間テスト・・・。一日一日、受験本番の時が近づいて来るように感じられます。気温の変化とともにみずからの心身も引き締まるこの季節が、私は意外と好きなようです。

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