急告 令和7年プレ入塾説明会兼冬期講習直前相談会開催のご案内
<テストの手順 実戦編>
まず、実際のテストの「手順」についてご説明します。これは再三述べますが、文章を読む前にも、決して設問を見てはいけません。なぜなら、見た時点で先入観が生じてしまい、文章の大意・真意をつかむことができなくなるからです(受験生が恣意的な読み方をして大意・真意が読みとれるほど“楽な”文章は、入試には出て来ません。また入試や受験勉強など「真剣になれる」機会に、多くのすぐれた文章をきちんと読むことは、その人の一生の糧になるのです。)
ただ、大問ごとに解く順番を決める必要はあります。得手不得手にもよりますが、言問学舎ではおおむね次のように指導しています。
◎都立高入試
「大問一.漢字の読み」「大問二.漢字の書き」「大問三.小説」「大問五.古典」「大問四.論説文」
この時「大問四.論説文」を最後にするのは、通常の設問と連続して、200字の作文を書くためです。
◎センター試験
①「大問四.漢文」「大問二.小説」「大問一.評論」「大問三.古文」
または
②「大問三.古文」「大問四.漢文」「大問一.評論」「大問二.小説」
「大問一.評論」と「大問二.小説」は順不同、また古文が得意な人は②のように古文から、あまり得意でない人は①のように漢文から解くことがおすすめです。
現中3生はVもぎやWもぎ、現高3生等はマーク模試などで、さっそく試してみて下さい。この「解く順番」は「秘訣」というほど特殊なことではありませんが、対テストにおいては重要な、基本の手順です(より重要なのは冒頭に述べた、「設問を先に見ない」ことの方です)。
つづいて一両日中に、<読解の仕方 実戦編>を掲載します。お楽しみに。
国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎