入試の国語で9割とる秘訣!実践その①

小田原漂情

小田原漂情

 非常にかんたんな、誰にでもできる「秘訣の①」をお教えします。それは・・・

 「文章を読んでいる途中で、絶対に問題を見ないこと!」

 正反対、あるいはそれに近い指導を受けている受験生が、かなりいるのではないでしょうか。でもこれは、基本中の基本です。

 なぜなら文章は、最初から最後まで、確固たるつながり=脈絡をもって、書かれているのです。だから作者(筆者)が考え、記した軌跡を、途切れることなく受け止めて行かなければ、その文章に書かれている内容の骨格を、きちんとつかむことはできません。

 それを、たとえば空所補充や、あるいは選択肢、はたまた漢字などなど、傍線、設問があらわれるたびに思考を途切れさせてしまっては、全体の文意がつかめるはずはありませんね。

 良心的でレベルの高い試験ほど、この「全体の文意」をつかむことを求めています。その意味では、都立高校入試共通問題の国語は、「良問」だと言えるでしょう。

 文章を「通し」で読み、本文に書かれている内容なのかどうか、正しく吟味する。これが国語における「得点アップ」の、根底となる方法です。


国語力に定評がある文京区の総合学習塾教師
小田原漂情
文京区の総合学習塾・言問学舎

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小田原漂情
専門家

小田原漂情(学習塾塾長)

有限会社 言問学舎

自らが歌人・小説家です。小説、評論、詩歌、文法すべて、生徒が「わかる」指導をします。また「国語の楽しさ」を教えるプロです。みな国語が好きになります。歌集・小説等著書多数、詩の朗読も公開中です!

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