子どもの集中力が切れてきたら
小学校受験のための体操教室に通わせることは、第一の対策になります。体を動かすことが得意な子ばかりではないので、無理に通わせることはありませんが、できれば、事前に受験の雰囲気に近い場所で、お受験体操の課題を身につけさせたいところです。子どもが楽しく通えそうな教室を見つけてあげるとよいでしょう。
家庭でできることもあります。公園に出かけて課題を行ってもいいですし、限られたスペースのお家の中でも課題をこなせるように、ストレッチなどのトレーニングで柔軟性や筋力、基礎体力をつけましょう。お父さんお母さんなど保護者と一緒であれば、子どもも喜んでできるでしょう。
運動があまり得意でない子どもの場合、教室に通うのが楽しくないと思っているかもしれません。じっとしていられなかったり、姿勢が悪かったりする子どもは、腹筋や背筋などの筋力が足りないことがあります。お家の中でできる体操を、遊びやゲームの感覚で一緒にやってあげることで、できなかった体操の課題が上手にできるようになったり、生き生きと動けるようになったりします。
それから、お家での食事の内容を見直すことも大切です。筋力をつけることや元気に活動できるようにするためには、体をつくるタンパク質やエネルギー源の糖質などを中心に必要な栄養素が十分に摂れるメニューを考えましょう。