練習中に親が言ってはいけない言葉
習い事のひとつとして、お子さんを体操教室に通わせているケースもあると思います。子どもが好きで通っているのであればそのまま続けていいと思いますが、小学校受験では体操が上手であることはあまり重要ではありません。
小学校受験では、運動能力が高くて体操教室で優秀な子どもが有利になるわけではありません。受験当日に見られるのは、前述のとおり、物事に取り組む姿勢だとか、先生の指示通りに行えるかどうかなどです。どんなに上手に課題をこなしても、自分勝手な行動をとったり、落ち着きがなかったりすれば、試験に通るのは難しいのです。
小学校受験に向けた指導をしている教室では、試験で出される課題に加え、「先生の話を聞くときや順番待ちの態度」「まわりのお友だちに迷惑がかからないようにする態度」「協力的で礼儀正しい態度など、受験する小学校側が求めるポイントを抑えた指導をします。
本人の根気や積極性、傾聴力が体操考査においても重要視されますので「受験体操」を指導している教室に通うか、講師の話をしっかり聞く場面を大切にしている体操スクールに通わせるのが有効です。