合格する子の行動
小学校受験では、必ず数や図形などの将来算数につながる問題が出題されています。ペーパーの中でも算数領域が占める割合は比較的高いため、しっかり点を取りたいところです。
では、小学校受験ではどのような算数の問題が出るのか、子どもが苦手意識を持たず、楽しく勉強できるようにするためには、どのような方法がおすすめかをお伝えします。
小学校受験で出る算数問題について
小学校受験で出題される算数の問題は、大きく分けると「図形」と「数」に二分されます。
図形の問題では、平面に書かれた絵を立体でイメージする空間認識能力が問われます。重ねた積み木を違う角度から見るとどう見えるのか、折った折り紙を広げるとどのように線がついているのかなど、見えない部分を正しく認識できるかが大切です。
【例】(上、横、前後に重ねた積み木の絵が提示され)この絵を「前から」「右から」「左から」見ると、どんな形に見えますか。正しい形を選んでください。
【例】(二つ折りした紙に黒く切り抜き箇所が示され)折り紙の黒いところをハサミで切り、折り紙を開くとどんな形になりますか。正しい形を選んでください。
空間認識能力は男の子の方が優れている傾向にあるため、女子が苦手に感じることが多いようです。とくに女の子には、丁寧に繰り返し教えてあげるとよいでしょう。