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昌原貴弘

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昌原貴弘(まさはらたかひろ) / 小学校受験教室の運営代表

ICT教育の小学校受験 しながわ・目黒こどもスクール

コラム

英語教育に力を入れる小学校の受験に向けた対策

2022年2月20日

テーマ:小学校受験につながる習い事

コラムカテゴリ:スクール・習い事

英語教育に力を入れる小学校の受験に向けた対策
入試での英語スピーチや入学後の英語教育に対応するための対策として、少なくとも5歳になる以前からネイティブの先生について英語を学ぶようにしたいものです。

小さい頃から、勉強ではなく「コミュニケーション」の一環として英語を捉え、母国語を覚えるように英語を覚えていくことができます。また、ネイティブの先生から学ぶことで、異なる文化に触れ、見た目や考え方が違う人を許容し、受け入れる土壌を作ることにも役立ちます。

ネイティブの先生がいる英会話教室に通って対策するのもひとつの手段ですが、ネイティブに家庭教師を頼む家庭もあります。バイリンガル幼児園など、生活のほとんどを英語で過ごす幼稚園や保育園も人気です。また、受験を希望する人を対象に英語を学ぶウィークエンドプログラムやスプリングスクールを開催している私立小学校もあります。積極的に参加したいですね。

小学校受験を無事クリアした家庭では、英語をより身近にするため、さまざまな取り組みをしています。

・英語の音声を常に再生し、聞き流す。
・家で見るテレビや動画は全て英語にする。
・絵本の読み聞かせを、英語と日本語両方で行う。
・SkypeやZOOMといったオンラインツールを使って、英会話を受講する。

Spotifyという音楽配信アプリの「Kids & Family」のプレイリストには、子ども向けのたくさんの英語コンテンツがあります。お風呂や食事、車で移動する時間などに常に流せば、日常的に英語耳を作る訓練ができます。

また、小学校受験や子どもの将来を考え、インターナショナル幼稚園に通わせることを考えている家庭もあるでしょう。インターナショナル幼稚園は受験があり、ネイティブの先生が面接をします。英語である程度のコミュニケーションが取れることが求められるため、家庭での準備は欠かせません。

そのほか、インターナショナルプリスクールに通わせるという方法もあります。

英会話教室やインターナショナルプリスクールに通っていれば、小学校受験で英語の面接があっても、聞いたことがある言葉やフレーズが多いはず。けれど、それだけでスムーズに「会話」できるかというと、少し不安も残ります。

英語での質問に対し、自分の考えを英語の文章で答えられるようにトレーニングしておくことが大切です。小学校受験のための学習塾や、インターナショナルスクールの受験をサポートする塾では、ネイティブの先生による模擬面接で、子どもが面接に対応できるかをチェックし、練習してくれるところもあります。スクールのホームページを見て、そういう対策があるかを確認しておくことをおすすめします。

新型コロナウイルスの流行により、外出をできるだけ控えたいという家庭も多いでしょう。子どもが英語に触れる機会を作るのに、オンラインでできる英会話もおすすめです。オンラインスクールは、実際に通うスクールと比べ料金がリーズナブルです。実践で英会話を学ぶ機会を増やすという意味でも、前向きに検討してはいかがでしょうか。

英語教育は、小学校受験はもちろん、子どもの将来を考えても早めにスタートしておきたい必須の教養です。特に2歳~5歳の間は語学習得に有効な時期です。どんどん良質な英語に触れさせ、英語耳を作ってあげましょう。

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昌原貴弘(ICT教育の小学校受験 しながわ・目黒こどもスクール)

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