水泳は東大生60%が習っていた人気の習い事
親世代の多くが、中学校から英語を習ってきました。しかし、学校で習う英語だけでは、海外旅行に行ったときや外国の人と話すときなど、「コミュニケーションを取る場面で、ほとんど役に立たない」と感じていることでしょう。
中学・高校で習う英語は受験対策になっており、読む・書くはある程度できるようになりますが、「話す」練習をほとんどしません。英語を実際に仕事で使ったり、コミュニケーションの手段として使えるようになるためには、もっと早い段階から英語に親しむ必要があることは明らかです。
言語は、2歳から5歳の間に取得するのが最も効率的だと考えられています。脳が急スピードで成長するのがこの時期。子どもは親や周りにいる人の声を聞いてその言葉をまねようとし、言語をはじめ、あらゆるものをすぐに吸収していきます。
また、2歳から5歳の間は耳がとてもよく、音の細かい部分までしっかり聞き取って覚えることができます。
英語には日本語にはない音やリズムがあり、大人になってしまうとそれらの音がなかなか聞き取れず、リズムに慣れるのも一苦労です。子どものうちに英語の音を聞き分ける耳を作り、リズムに慣れることで、ネイティブのような発音ができる可能性が高いと考えられています。
ネイティブは日本語なまりの英語を聞きにくいと感じます。「コミュニケーションしやすい英語を学ぶ」という意味でも、ネイティブのような英語が使えるようになる2歳から5歳のうちに英語学習を始めるのがよいでしょう。
あまり早くから外国語教育を開始すると、日本語が苦手になるという話も耳にします。早期英語教育が一般的なオランダでは、多くの小学生でオランダ語と英語を流暢に使い分けます。
しかし、「早期英語教育をしたためオランダ語の言語能力が低下した」というデータは報じられていません。