健康な体づくりは受験に最も必要なこと
「おうちでどんなお手伝いをしていますか?」と聞かれたら、お子さんは何と答えるでしょうか?実はこれ、小学校受験の面接で聞かれる定番の質問です。
受験には直接関係のなさそうな「お手伝い」と言うワードが、なぜ用いられるのでしょうか?お手伝いと小学校受験の関係について考えてみると、子どもがお手伝いをすることによって得るものの大きさがわかってきます。
お手伝いと受験の関係性
小学校受験の準備として、日常的なお手伝いはとても大切です。受験と言えば、ペーパー試験を思い浮かべるかもしれませんが、実は子どもの行動観察を重視している学校が多いのです。
日常生活での振るまいが問われる行動観察には、お手伝いによって磨かれる要素が多々あります。ある程度の年齢になると、子どもは親のすることを見てマネしたがるようになります。掃除や洗濯、料理など、家事作業をする大人を見て「〇〇もやりたい!」と言うようになるでしょう。
お手伝いは小さい子どもの知的好奇心を満足させ、たくさんのお手伝いをこなすことで、子どもの心は穏やかになります。お手伝いの行程には、指先を使ったり、腕の力を使ったり、思考力や集中力が必要だったり、子どもの成長に役立つたくさんの要素が詰まっています。
家事を覚えることは、生活するための知恵を身につけていくのと同じです。お手伝いで得た経験で、たくましく頭のいい子が育つと言われるのもうなずけますね。