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コラム
幼児期の水泳がもたらす効果
2020年11月19日
水の中で体を動かすことで空間認知が鍛えられる?
子どもの神経系の発達のピークは3歳で、5歳までに80%が完成し、8歳までが勝負の時と言われています。そのため、この年齢に達するまでに、神経系の発達をうながす多くの刺激を得ることが大切です。
幼児期に水の中で体を動かすことで、空間認知脳が鍛えられます。空間認識知能が高まると図形問題が得意になるなど、頭の発達に良い効果があらわれます。
オーストラリアの大学の研究によると「スイミングに通う子どもは同年代の他の子に比べ成績がよい」といったデータも見られます。水泳を続けることで、計算力ほか算数関連での点数の向上、優れた自己表現力が生まれ、読み書きでも高い能力を示したと言います。
また、気管支や呼吸器系の弱い子どもの運動には、暖かく湿度の高い場所が適していると言われています。スイミングスクールの室内プールは、ふさわしい場所であると言えるでしょう。水泳教室では、水に顔をつけることから始まり、潜る、浮き身、バタ足を習得します。基礎を身に付けたら、次はクロールに挑戦するといった具合に、子どもの力量や習熟度に合わせて、段階的に教えてくれます。
目標達成に向かってがんばること、ひとりで物事に取り組む姿勢を身につけること、達成感や自己肯定感を味わうことは、小学校受験をする上でとても大切です。
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