知育のやりすぎは逆効果
大人が遊びを楽しんでいる姿を見せる
遊びの中で、子どもがうまくいかない場面も出てきます。親の励ましや助言が大切なシーンです。
「どうしてかなぁ?」「今度はこうやってみようか?」「それでもだめなら、こうしてみよう!」など、あきらめない言葉かけや、目標達成に向けてがんばる姿勢を身につけさせる、親の寄り添いが必要です。がまんのしどころで、どうやってふんばるか、どのように工夫するか、そして感情をコントロールする力を付けることも大事です。
子どもの意欲を優先して好きなように遊ばせていると、同じような遊びが続いて、本当に成長しているのか不安になることもあるでしょう。
「こんな遊びはどう?」と提案しても反応がない場合、大人がそれを楽しんでいる姿を見せてみましょう。思っている以上に、子どもは大人の行動をよく観察していて、大人の喜怒哀楽にとても敏感です。楽しそうだと感じたら「何してるの?」と子どもの方から興味を示すことでしょう。そこからは必ず一緒に遊んであげてください。親子で一緒に経験すること自体が、良い刺激になるでしょう。