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コラム
小学校受験にピアノの習い事は有効?
2021年4月11日
ピアノの練習がもたらすさまざまな効果
音感やリズム感といった音楽的素養は、幼い頃の経験が大きく影響するようです。ピアノは10本の指をフルに動かすので、指先を巧みに動かせるようになればなるほど、脳によい刺激を与えるとの指摘もあります。
楽器は知育玩具でもあります。ピアノは小さな子どもでも楽しく取り組めますし、音を出すことで面白いと感じられます。どこをどの指で押すか、どのような強さやタッチで押すかによって、音の高さや強さが変化します。弾き方で音色は微妙に変わり、弾き手の個性があらわれます。右手と左手を同時に使うので、右脳と左脳の両方を活性化できます。左右をバランスよく使うと、脳神経伝達がより円滑になるという研究結果もあります。目や耳を使い、考えながら鍵盤に触れることでたくさんの気づきが生まれ、創造力が高まっていくでしょう。芸術的才能を伸ばす意味でも、ピアノは小学校受験に有利にはたらくことが期待できます。
また、楽譜の読み方を習得することも必要です。音符や記号を覚えるので、記憶力が高まります。楽譜を覚えて弾くことで暗記力も身に付きます。何度も繰り返し練習することで、反復訓練を習慣化させるのに役立ちます。これらは全て小学校受験に必要なものです。ピアノは頭の回転の速さや器用さを身につけるなど、子どもの成長発達を促すことができる習い事と考えていいでしょう。
練習を重ねることで、弾ける楽曲がどんどん増えていく楽しみもあるでしょう。努力が身になるといった成功体験が、ピアノに限らず、あらゆる場面でのやる気につながり、小学校受験に向けた取り組みにも良い影響をもたらしてくれそうです。
余談ですが、幼少期にピアノレッスンを受けると、外国語を習得しやすいという研究結果もあります。ピアノの音色を耳で聞くことで音に敏感になり、日本語にはない外国語の音を聞き取るなど、脳内での処理が上手にできるというのが理由のようです。
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