勉強を習慣化するための生活習慣
自分から進んであいさつ
学校説明会や公開行事の一部では、子どもも帯同が可能なイベントも多くあります。初めて訪問した小学校で緊張もしているでしょうから、自分から進んで大きな声で挨拶とはいかないまでも、応答くらいは両親頼りにならないようにしておきましょう。子どもは大事に大事に育てられている代わりに、社会性が犠牲になっている例がよくあります。小学校受験では、子どもの精神的成長が必要不可欠です。受験のゴールが「合格」ではあるにしても、合格さえすればそれ以外のことはどうでもよいという態度は褒められたものではありません。受験以外の問題がおろそかになっていないか、子どものコミュニケーション能力について、せめて次の3点だけでもチェックしておきましょう。ひとつでも、「いいえ」の項目があるならば、それは注意信号です。
・自分から進んであいさつができるか。
・本人が質問されたとき親が代わりに答えていないか。
・質問者の目を見て応答ができるか。
上記3点は、実際の入試でもよく確認されている事です。入試本番前にできないと気づくのではなく、日頃から意識させることによって自然と臆せず取り組めるようになります。