非認知能力を伸ばす親としての行動や心がけ
公園でできる遊びを紹介
公園でできる遊びを紹介します。机の上で勉強するよりも、遊びの中で学んだことは深い理解とともに忘れずに記憶に残ります。
【公園に落ちている木の実や石を集めておままごと】
どんぐりやまつぼっくり、落ち葉や石など、公園には自然の物がたくさん落ちています。拾った木の実などを並べて、これがお金、これが野菜などおままごとを楽しみましょう。子どもに言われるがまま従うのではなく、イメージが広がるような働きかけをすると子どもの想像力が膨らんでいきます。
【植物や昆虫、鳥などの種類を調べる】
公園には、思っている以上に多くの種類の昆虫や植物、鳥などが見られます。公園にポケットサイズの図鑑をもって行って、子どもと一緒に調べてみましょう。身近な自然に目を向けることで、好奇心が刺激され、不思議なものに目を見張る感性が磨かれるでしょう。
【お友だちと遊具で遊ぶ】
たくさんの子どもが集まる公園は、社会性を育むのに格好の場所です。例えば、子どもがブランコを譲ろうとしないときは「あの子が待っているから、あと1回遊んだら代わってあげようか」と、ほかの子どもの気持ちを理解できるような声かけをしてあげましょう。反対に他の子どもが持っているおもちゃで遊びたがることもよく見られます。「貸してって言ってごらん」とルールを教えてあげましょう。
【シャボン玉を吹いて遊ぶ】
さまざまな大きさのシャボン玉を作って、作ったシャボン玉を追いかけて遊びましょう。小さな子どもだと、まだ自分でシャボン玉をつくることができませんが、親が吹いたシャボン玉を目で追い、手で捕まえようとすることで、目や手の動きが発達します。
なお、公園で走り回ることで、子どもはよくケガをします。小さなケガならいいですが、遊具から転落したり、公園から道路に飛び出してしまうと事故に遭う危険性もあります。子どもは夢中で遊んでいると、まわりが見えなくなってしまいます。親は子どもから目を離さずに見守ってあげることが大切です。公園は知育をするのに最適な場所です。風が木々を揺らす音、太陽が作り出す光と影、枝葉に生きる小さな虫など、これらを全身で受け止め、夢中になって遊ぶことで子どもの感性は刺激され、想像力を育みます。また、同年代の子どもがたくさんいる中で遊ぶことで社会性を身につけることができます。