小学校受験が子どものストレスに?
特定の習い事をしていたから受験自体が有利に働くということはありませんが、習い事を続けることで、子どもの力を伸ばすことができます。一方で、子どもの体力や親の負担なども考慮する必要があります。どの習い事でどのような力を伸ばすのかを考え、総合的に習い事を続けるかどうかを検討するとよいでしょう。
小学校受験に習い事は必要なのか
小学校受験を始めると、最初に悩むのが習い事との両立。今までやっていた習い事は続けたほうがよいのでしょうか、受験のために新しい習い事を始めたほうがよいのでしょうか。考えていきたいと思います。
まず、認識しておきたいのは、特定の習い事をしていたからといって、必ずしも受験に有利に働くということはありません。そのため、小学校受験対策のために習い事は必要か?と聞かれると、「絶対に必要なものは無い。」というのが答えになります。小学校受験の試験内容は中学、高校、大学受験などと異なり、机上の勉強で対応できるものはあまり無く、実体験や遊びから身につく力を測る問題が多いのが特徴です。習い事を通して身につけられる力はたくさんありますので、子どもに身につけさせたい力を意識して習い事をすることで、結果として受験にも有利に働くということはあるでしょう。
習い事には子どもの力を伸ばす以外のメリットもあります。通っている習い事が子ども自らやりたいと始めたものである場合、子どもにとって習い事の時間は遊びと同じくらい楽しい時間であることがほとんどです。受験期において、そういった時間は子どものストレス発散という点でとても意味があります。
◆次回◆習い事に通う時間に注意