親の悩み相談「勉強しない、子供」難関大学受験の息子や娘
2020年2月12日・更新:
2016年10月30日(サンデー)号・コラム:
どんな時に、自分の潜在能力が、引き出されるか。
今回のコラムでは、
英単語や英熟語の暗記が、なかなか進まず、
▲いつまでも、英単語集や英熟語集の最初の1~400が、完成しない
という悩みを抱えている高校生、浪人生、受験生に、
役立つ御話をします。
★ある教え子の実体験が、大きなヒントになります。
★5日間の特訓で、500語を覚え切った生徒!
かつての教え子で、
大学受験の英単語を、なかなか、覚えない生徒がいました。
個別指導クラス(マンツーマン授業)で、
40単語の小テストをやると、
▲何とか、半分ぐらいの「スペリング」を埋める
のです。
●そこまでの努力は、認めます。
ところが、
▲問題の順番を変えて、「発音と意味」を質問すると、答えません。
ということは、
◆「意味」から・・・「発音・スペリング」へ。
◆「スペリング」 から・・・「発音・意味」へ。
◆「音(リスニング)」から・・・・「意味」へ。
を、
「★1対1の関係」になるように★声に出しつつ学習する習慣が確立できていない
ということになります。
しかも、
たったの「40単語」でも、
●●●一度、せっかく覚えたら、毎週、何度も反復するという習慣
がないと、
結局、多くて、2~3割しか、記憶には残りません。
(*わたしも含めて、「たいていの人間の★平常時の記憶力」は、その程度でしょう。)
ですから、
こういう調子で単語集をやっていると、
いつまでたっても、1~400までも、完璧にならず、
そのまま入試の当日になってしまう。
これは、よく見かける光景です。
★本当に困ると、見たこともない暗記力を出す生徒たち!
ところが、
★★★今までに、自分自身でも、見たことのない暗記力を出す
生徒もいるのです。
◆どんな時に、「暗記力・記憶力」が出ると、思いますか?
★★★平常時には、体内に隠れていて(潜在していて)出て来ない力が、
★★★本当に困って、必死になったときに、出てくることがある
のです。
その教え子の場合は、
2月1日の最初の入試で、不合格と判明。
自分では、これぐらいは、合格する・・・と甘く考えていたようです。
▲このままでは、行きたい大学が、「全滅(不合格)になる」と、本気で、困った
その教え子は、
●●●初めて、自分から、受験英単語500語を、特訓してください!
と、私に、頼んできたのです。
今からでも、あきらめずに、特訓しよう!
私は、
今さら本気になった教え子に対して、
●●●よし!本気になったのなら、今からでも、あきらめずに、特訓しよう!
と、引き受けました。
もはや、2月の上旬でしたが、
第2志望の最後の試験日までには、10日程ありました。
特訓内容は、1日3~4時間、5日間連続で、
◆1日100単語ずつの発音練習、意味の即答の訓練を、一緒に、声に出して
実践するというもの。
★なんと、その教え子は、発音と意味を、5日間で、500語(no.1001~no.1500)覚え切りました!
4月~12月で、400語(no.1~no400)も、「あやふや」だったのに、
★本気を出して、特訓したら、難し目の500語(no.10001~1500) を、5日連続で、覚え切った
のです。
最終試験の第2志望の大学には、なんとか、間に合い、合格しました!
●なんだよ、キミ、こんなに力を出せるなら、4月から、出していたら、
第一志望は、確実だったよな!
・・・・・・その時、生徒は、合格が危うかった「第2志望」に合格した嬉しさで一杯でした!!!
◆井川塾・受験英語学院(東京都・豊島区):
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(1)遠方からの通塾、大歓迎。
(2)授業は、極めて良心的。
(3)合格指導35周年のベテラン塾長が、とことん面倒をみます。
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流行に関係なく役立つ学習スキルや持続力を、教え込みます。