早稲田大学・国際教養学部の英語長文を、一緒に学ぼう!

井川治久

井川治久

テーマ:(早稲田・慶応)英語長文、勉強法、塾

(2015年の授業の要点:入試問題の本文テキスト)

井川塾では、あなたの志望校の対策を、個人指導します!

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早稲田大学の入試傾向を、学部別に、見て行こう!

今回のコラムは、
早稲田大学・国際教養学部です。

■早稲田大学・国際教養学部の英語入試の長文読解問題[1]には、
“The Economist” (March 29, 2014) からの出題
と記されています。

■日頃から、「この語彙レベルと長さ」の英語長文の学習に、真面目に取り組んでいる人には、比較的読み解きやすい出題文。

読む集中力・忍耐力も、勝負のうちです!

第①パラグラフでは:

◆allowing women to “shine” in the economy 「女性を経済の中で『輝く』ようにさせること」が、

◆“Abenomics” growth strategy 「『アベノミクス』の成長戦略」

の「最も重要な部分」

・・・・・・と書かれている。この最も重要な部分を、読み落とさないこと。

◆最終文の Hence・・・.

にも、当然、注意する。 Hence ~の用法も、マスターしておくこと。

◆league-tables :「成績順位一覧表」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第②パラグラフでは:

◆第一文の:this is quite a turnaround(方向転換)

に着目しつつ読む。

◆This insight proved to be mistaken. 「この見識は間違いと判った」

と書かれている。

◆the fertility rate(出生率)が plunged further (さらに落ち込んだ)。

◆bottom out (底をつく)

◆edge up (じりじり上がる)

以上の「増減を表す語句」に着目。

◆consequent ~(結果として生じる~)

◆,exerting a powerful brake on the economy

◆As a solution to this (これに対する解決策として)

◆have great advantages over ~(~よりも大きな利点がある)

・・・・・・これらの「重要語句が表わす最終部分」を、把握する。

◆unfounded :「根拠のない」「謂れのない」

◆working age population :「労働年齢人口」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第③パラグラフでは:

書き出しの

◆Indeed, it may even turn out that・・・ の構文や

◆go hand in hand (相伴う) という熟語

がポイント。(*熟語集で、熟語&基本構文を覚えてあればスラスラ読める部分。)

◆better childcare provision :「より良い保育の設備」【U】
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第④パラグラフでは:

◆「第一文」に着目しつつ読む。

◆serve on a committee:「委員会に務める」

◆is surprised by the lack of progressと書かれているので、この「驚いている内容」に注意。

◆became minister of gender equality:「男女共同参画担当大臣になった」

◆flatten out :「横ばいになる」

◆最終文の Yet・・・.に着目。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第⑤パラグラフでは:

第一文からの

◆stay in work :「仕事に就いたままでいる」

◆waste ability :「能力を無駄にする(活かさない)」

◆made up 77% of Japan's part-time and temporary workforce

の部分の「数字」に着目して読む。

◆But の後ろの部分に注意。

◆insecureやuncertain に着目。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第⑥パラグラフでは:

第一文の

◆but の後ろの few and far between(ごくまれで)

に着目して読む。

◆,up from 1.2%

などの「数字」に注意。

◆But relative to ~ 「しかし、~と比べると」

◆the numbers are still very low .

◆the equivalent figure for ~ was 9%.

といった「対比の部分」に着目して読み解く。

◆at executive-committee level :「執行委員会(経営委員会)のレベルに」

◆management consultancy firm:「経営コンサルティング会社」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
第⑦パラグラフでは:

第一文の

◆corporate culture 「企業文化」「企業体質」

◆the biggest obstacle

に着目して読む。

◆And straightforward discrimination remains commonplace

の部分で、話がまとまり、その直後に、

◆In a study that compared the reasons why・・・ 「・・・の理由を比較したある研究で」

といった「研究例」が挙げられている。この部分の「対比」を読み取る。

◆graduates fresh out of university :「大学新卒者」

◆take a career break :「一時休職する」「育児休暇をとる」

◆be put into a dead-end role :「将来性の無い役割に就かされる」

詳細は、井川塾のクラスにて、どうぞ!


都内にて、要点のみ、執筆。
2015年12月7日号・コラム。
▲ココには、授業の全てを、書いておりません。 
(注意):入試問題または入試問題集を参照の上、学習してください。

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井川治久
専門家

井川治久(塾講師)

井川塾・受験英語学院

39年間の大学受験英語の合格指導実績により、受験英語の肝を知り尽くす。効果的な受験英語上達法で、生徒を志望校合格に導く。★最後までとことん面倒を見る姿勢は好評を博している。著書多数。早大OB、開成OB

井川治久プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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