早稲田大学・法学部の入試英語を、一緒に、研究していこう!

井川治久

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テーマ:(早稲田・慶応)英語長文、勉強法、塾

井川塾では、あなたの志望校の教材を、一緒に研究します!

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今回のコラムでは、
■早稲田大学・法学部の英語入試の出題傾向を見てみましょう!
大学受験のセラピー&スキル。子供と一緒に、レッツ・リード!

読み解く手順の一例(早大・法):


まずは、大問[3]の「文法・語法・熟語」の「正誤問題」6問を、6分で片付ける。次の大問[4]も、「文法・語法・熟語」の「英文中の空所補充問題」5問で、5分程度で片付けたい。大問[5]は、「条件英作文」3問で、これも、「文法・語法・熟語」を知っていれば、5分~6分で書ける(*満点が取りやすい問題。*対策として、日頃から、文法問題集の例文をライバル並みに覚え、熟語集の例文を音読チェックしている人には、簡単な問題)。・・・・・・ココまでで、16~17分が理想だが、20分をかける人もいるかもしれない。大問[6]は、「一つのパラグラフを、1つ~2つの理由を含めて、自由に作文する問題」である。理想的には、10分で、完成させたい。(*対策として:日頃から、プロ講師に個人指導で添削をしてもらい、★幾つかの「答案のパターン」をあらかじめ、頭に入れておくのが早道であり、得策。)・・・・・・以上の順に理想的に読み解いた場合、大問[3]~大問[6]までで、合計26分~30分。残り時間は、60分ぐらいあることになる。・・・・・・あとは、2題の長文問題。まずは、大問[2]を、30分で読み終われれば理想的だ。・・・・・・大問[2]の(1)は、7問あるが、これは、「7つのパラグラフの要点を選ぶ内容把握問題」で、満点は難しいとしても、点が取りやすい。大問[2]の(2)の3問も、「内容把握」の正誤問題。大問[2]の(3)は、●rudimentaryや、●trumpなど、「単語集レベルおよび単語集に載っていないレベルの単語力を問う問題」で、「前後関係からも意味を考える必要のある問題」も含む。大問[2]の(4)は、「単語の発音問題」・・・・・・このほとんどは、単語集からの出題と言ってよかろう。確かに、単語集以外の単語も含まれているが、それがワカラナクても、単語集の単語さえ完璧ならば、満点が取れる。・・・・・・大問[2]に30分を費やした人は、残り時間30分。また、大問[2]に勝負をかけて35分を使ってしまったという人は、残り時間が25分しかない。・・・・・・たとえ、25分しか残っていなくても、ココまでの得点率が高ければ、問題は無い。・・・・・・残り25分で、大問[1]を、読める所まで読めばよい。最後まで読み終わることができないとしても、合格ラインに到達できないということは無かろう。要は、読み解いた部分が、「得点できているかどうか」である!

・・・・・・大問[1]の(1)は、「8つのパラグラフの要点を選ぶ内容把握問題」で、満点が取りやすい。一方で、大問[1]の(2)は、「内容把握の正誤問題」4問で、得点しにくいので、・・・・・・少しでも確実に得点しようと、綿密に読むことだ。大問[1]の(3)の「長文中の単語の空所補充問題」5問は、・・・・・・単語集をやっているだけでは、なかなか解けない。★日頃から、いろいろな学部の過去問を読み、英単語を長文中で学んでおくことが対策として有効。この問題を解くためには、「前後関係を見る力」が必要。大問[1]の(4)の3問も、「単語集のレベルを超えた単語力」の問題。ただし、●inhospitableや、●antithesisなど、難関大学の過去問に出て来る単語ではあるから、今述べたように、いろいろな学部の過去問の単語をライバル並みに知っておけば、得点できる。「前後関係から」正解を出せるものも含んでいる。大問[1]の(5)は、「本文のタイトル」を選ぶ問題。「タイトル」ということであるから、言うまでもなく、各パラグラフの要点をメモしつつ、その「総計」から客観的に答えを選ぶこと。

・・・・・・以上は、あくまでも、▲「読み解く手順の一例」に過ぎない。

体質や性格に合わせて、読み解き方を決める!

読み解く順番というものは、
★受験者本人が、「自分の体質や性格に合わせて決める」ものである。
試験前には、どういう手順で臨むかを、十二分に考えておくことだ。
そうして、試験本番では、予定通りに行かない場合もある。
その場合、
★どこに、時間を費やし、どこを、省くかなどは、・・・・・・本人の「勘」による。

大学受験は、人生の勝負をかける価値のある一場面!

こういった意味で、「早稲田大学入試」は、「人生の縮図」であると言える。「人生の勝負」をかける一場面であり、また、★「勝負をかける価値のある行事」である。ボク自身は、こんなふうに考えて、●「受験勉強だけは、本気で、やった!」●「早稲田受験に、燃えた!」のである。そうして、合格後から、31年間にわたって、早稲田大学の志願者をはじめ、あらゆる難関大学受験者の面倒を見てきた!




2015年8月2日。都内にて、執筆。

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井川治久
専門家

井川治久(塾講師)

井川塾・受験英語学院

39年間の大学受験英語の合格指導実績により、受験英語の肝を知り尽くす。効果的な受験英語上達法で、生徒を志望校合格に導く。★最後までとことん面倒を見る姿勢は好評を博している。著書多数。早大OB、開成OB

井川治久プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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