〈医学部生へ〉 つまらない基礎医学の乗り切り方
こんにちは! 医学部生さんから「医学部生向けの個別指導って何をやっているの?」と聞かれたので、紹介もかねてコラムを書いてみたいと思います。
基礎医学と臨床医学
まず前提として、医学部で学ぶ科目は、臨床医学と基礎医学とで大きく二つに分かれます。
臨床医学は、例えば、呼吸器内科や小児科、精神科といったイメージのわきやすいものです。病院で見たことのある人がほとんどではないでしょうか。
しかし、これらの科目を勉強するのは主に三年生になってからです。
二年生までは「基礎医学」と呼ばれる分野を勉強することになります。
基礎医学の科目は、主に「身体の構造、機能」を学びます。
臨床医学が「病気を学ぶ学問」であるのとは対照的ですね。
解剖学、生理学、薬理学、生化学、分子生物学などです。医学部に入るまでは聞き覚えのなかった名前もあるのではないでしょうか?
ちなみに、英語などの一般教養も有るのですが、比重はあまり重くないので省略します。
覚えることの多い医学部の勉強
医学部の勉強は、低学年のうちから、すでに暗記量が膨大です。
どこの大学でも進級までのヤマ場になるであろう解剖学や薬理学はもちろん、分子生物学や生化学といった科目も、教科書がまるで辞典のようです。
もちろんこの教科書の内容をすべて覚えるわけではありません。
授業で扱う内容はその半分以下かもしれません。これは、実はほぼ全ての科目に当てはまります。
それでもやはり、覚えるべき内容は十分多いのです。1200ページの半分といっても600ページです。
どうしても短期記憶に頼ってしまう!!
一般的な医学生は、授業でやった内容を試験前にブワーッ!と詰め込むと思います。
しかも、強者ばかりの医学部では、大体の人が受かってしまいます。
低学年のうちに試験前に詰め込んだとしても、いざ高学年になると、せっかく覚えたものはほとんど忘れてしまいます。
たとえば、解剖学がイメージしやすいと思います。
一生懸命覚えた血管や神経の名前を、試験の後に覚えているでしょうか。
やはり、丸暗記では忘れてしまいますよね。
ただ覚えるだけになってしまう理由
では、どうして丸暗記になってしまうのでしょうか。
それは、医学という学問の独特な性質が隠されているからです。
他のコラムでも書いているのですが、基礎医学と臨床医学は「スパイラル」状に絡み合っているのです。
臨床医学を学んでみてはじめて、基礎医学の知識が定着する、その状態で臨床医学を学んでみると、さらに深く分かるようになる。これが、医学の性質なのです。
裏技を紹介しましょう(´◉◞౪◟◉)
それでは、どのように勉強すればいいのでしょうか。
答えは、基礎医学を学ぶ段階で、臨床医学を知っている人と一緒に勉強するという事です。
臨床現場の視点をもって基礎医学の勉強をしてみると、基礎医学が全く違うものに見えるようになります。また、より授業の内容が頭に入ると思いませんか?
例えば、分からない事があった時に、臨床の先生に質問してみましょう。きっと、全く違う視点から、答えへの道筋が見えることでしょう。
周りにそんな人はいないよ!という方は、道場に足を運んでくれても構いません。
医学を一緒に楽しく勉強しましょう(^^♪
今日のまとめ
いかがでしたでしょうか。
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