〈医学部生へ〉 つまらない基礎医学の乗り切り方
こんにちは!先日、個別指導の甲斐あって無事進級した可愛い生徒ちゃんが、こんなことを言っていたので、紹介したいと思います。
「先生のおかげで、勉強するときの効率が上がりました!」
なんともうれしい限りですね。医者冥利に尽きます(笑)
それでは改めて、勉強の効率を上げることのメリットを具体的に考えてみたいと思います。
前提!効率のいい勉強って、何だろう?
さて、効率のいい勉強って、何でしょうか?
実は、どんな科目を勉強するときも、大事なことがあります。
それは、「全体像をつかんでから勉強する」ということです。
え? これだけ? と思うかもしれません。でも、この威力は絶大です。
全体像をつかむことを意識するだけで、覚える量が格段に少なくなります。
私は授業で、このことを「体系化」と教えています。先ほどの生徒さんは、自分なりにアレンジして「再構成」などと呼んでいました。
この「体系化」という概念が身につくと、どんな勉強でも楽しくなります。
↑実際に彼が作った概念図のひとつです。快く掲載の許可をもらいました。
趣味やバイトの時間が増える
集中できないまま、ただ漫然と机に向かっても、頭に入ることはほとんどありません。
言い過ぎかもしれませんが、その時間に遊んでいたほうが有意義なことだってあるでしょう。
そうでなくても、二時間かかった勉強が、一時間で終わったとします。
余った一時間で遊んだり、部活の自主練をしたり、はたまたバイトのシフトを増やしてみたりなど、可能性は無限大です。
素敵な学生生活になること、間違いなしです!
テスト対策の勉強が楽になる!
始めにこの正しい方法で勉強するからこそ、テスト前に付け焼刃の勉強をしなくて済むようになります。
初めに全体像を確認して、その後に細かい知識を見るようにします。
そうすれば、「あとは前日にこの部分だけ勉強すればいい」という具合に内容を整理できます。
例えば、先述の彼が細胞生物学の試験対策で作った「前日確認用の資料」は、B5ルーズリーフで24ページでした。
十分量が多いように見えますが、試験範囲はスライド600枚もありました。
600枚を眺めるのと24ページを眺めるのとでは、どちらが楽かは明白ですね。
しかも、こうやって自分で資料をまとめていく段階で、「体系化」も自動的にできてしまうのです。
高学年になってから、勉強が楽になる
実は、体系化ができている人は、医学部生の中でもあまり多くありません。試験前に過去問の答えを覚えれば大体の科目は受かってしまいます。
ですが、もちろん試験が終われば抜け落ちていきます。
医学部生といえども、記憶力が圧倒的に優れているとは限らないのです。
しかし、ちゃんと「体系化」で勉強してきた人は、四年生の終わりのCBTでも強いのです。
さらに、卒業試験やさらにその後の国家試験でも楽になります。
低学年のうちから「体系化」をしておくことで、大まかな内容は理解できることになります。
そして、高学年の勉強のほとんどが今までの復習になるのです。
まとめ
どうでしたか?メリットの大半が「勉強が楽になる」でしたが(笑)、それだけ医学部生にとっての勉強の比重が大きいんです。
「直接やり方を聞きたい!」
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今日のまとめ
いかがでしたでしょうか。
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