〈医学部生へ〉 知っていると得! 試験での評価の仕方
↑ 気分転換に違うところで勉強したいというので、ベランダを青空教室に改造してみました。意外に大好評です。
こんにちは。「先生、本を書いてください。ネットだと読みにくくて」と言われて、つい調子にのりそうな橋本です。
(追記 本書きました 笑)
先日、医学部生さんから、「基礎医学がつまらないです。どうしたらいいんでしょうか。」という問い合わせを頂きましたので、コラムを書きたいと思います。
このコラムを読んでくれているということは、すでに基礎医学がつまらなくなっている可能性があります。基礎医学はどうしてつまらないのでしょうか。どんどん突っ込んでいきましょう。
基礎医学がつまらない原因
原因はいくつかあると思います。
①実感がわかない
②想像ができない
③インプットが苦痛
④専門用語ばっかりで暗号
⑤医学部の勉強、もっと面白いと思ってた
⑥周りがすごくて自信がなくなった
他にも色々な原因があり、それがまとまった形となって、結果的に「つまらない」のだと思います。では、どうしたらいいのでしょうか。いくつか方法を紹介したいと思います。
方法その① 時間をかけてみる
専門用語でわからないことだらけかもしれません。それでもとにかく時間をかけて頑張ってみましょう。そうすると少しずつ繋がってきます。徐々に面白くなってきます。いやいやでもいいのです。興味が出てくることを祈って、とにかく時間をかけてみましょう。時間にノルマを設けるのも有効です。
「1日2時間は勉強する」と決めてみるのです。3時間しか勉強しない人より、30時間勉強した人のほうが、絶対に興味をもてる可能性が高い、という理屈です。
方法その② 仲間に合わせてみる
仲のいい仲間がいるのであれば、勉強の約束をしておきましょう。そうすると、少しでも前に進むことができます。学会をやっているような気分になれば作戦成功です。医学生道場では、まず橋本が仲間になります。
方法その③ とにかく教科書に書き込んでみる
難しい言葉があれば、そこから矢印を引いて、簡単な言葉に置き換えてみましょう。例えば、、、
DNAポリメラーゼ → DNAを作るやつ
こうすると読みやすくなる文章が多くあることに気が付きます。基礎医学は専門用語ばかりだから読みにくいのです。読みにくいいまま進めるから分からなくなってしまいます。分からなければ、当然つまらなくなります。ですので、単語1つずつ、分かりやすい言葉に変えていきましょう。
方法その④ 自分の教科書をカラフルにしてみる
人は、色がついているものと、そうでないものとでは、全く興味が変わります。
大きな違いだと思いませんか。どんどん色をつけてみましょう。ちなみに橋本の教科書は超カラフルで、逆に自分しか読めません。
これは橋本の教科書の1ページの切り抜きです。一緒にやってみてほしい!という人は、橋本が直々に指導します。
方法その⑤ 学習計画を立ててみる
医学生道場では、一番初めの授業の際に一緒に作るのですが、やる気が全然変わります。
「思ったより時間がないことが分かった」
「そもそも時間が限られていることが分かった」
「もはややる気があるかないかも関係ないじゃん」
「とりあえず勉強時間を確保しよう」
「橋本といる間だけでも粘ってみるか」
「意外に好きな勉強できるかも」
など、気づくことは沢山あります。もし計画を立てなければ、医学という強大な敵を目の前に、がむしゃらに突き進んでいくことになってしまいます。
今日のまとめ
いかがでしたでしょうか。
他にもタメになるコラムを書いておりますので、興味があれば覗いてみてください。どんな場合にも、まずは情報収集がおすすめです。コラムでも大丈夫ですが、書籍の方が一連の流れになっているので、読みやすいと思います。ニコニコ医学生やダラダラ医学生などの登場人物がいたりして、楽しく読める工夫もしています。
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