〈書籍のご案内〉 やる気を強化したい人に向けて書きました
↑ 赤はまじめグループ、青は背中に隠れることができるグループ、ピンクはなんでも効率よくやるグループ、出席カードをもらうといなくなることが多いグループ
こんにちは。「先生って、授業さぼってサッカーとかしてそうですよね」と言われた橋本です。集中できないときは、献血に行ったりもしました。
医学部生さんから、「色んな授業の受け方があるような気がします。どんなタイプがあるんでしょうか」という面白い質問を頂きましたので、コラムを書きたいと思います。
まず前提として
まず、医学部は授業の数がとても多いです。出席も厳しいです。部活やサークルもやるとなると、もはや完全に大学から外に出る機会がなくなります。その上にアルバイトや趣味があったりすると、効率のいい勉強の仕方が求められます。
そして、医学部受験を勝ち抜いたあなたは、自分の得意な勉強方法を、ある程度経験的に知っていると思います。私の経験上、以下のタイプに分かれるかな、と思っています。
①全科目予習復習タイプ
「とりあえず全部の科目聞いてます」
「授業が復習だと思っています」
「最終的に、先手を打つ方法は予習だと思っています」
その名のとおり、全科目の予習、復習をしています。時間はそれなりにかかりますが、この中では一番目か二番目に勉強時間が多くなります。その分、結果も出しやすいです。
②興味のある科目だけ聞くタイプ
「法医学だけ興味あるから聞いてる」
「あの先生嫌われてるけど、聞いてみると結構おもしろいかなって思って、せっかくだから聞いてる」
興味のある科目は、すっと耳に入ってきたり、分からないことがあると知りたくなったりするので、授業を聞くのは大きな武器になります。私自身も「何から手を付けていいか分からない」という生徒さんに、学問の楽しみ方を教えるために、興味のある科目から始動することもあります。
③重いと言われている科目だけ聞くタイプ
「その科目、量多いよって言われたので」
「先輩が、その科目は時間を使えって教えてくれたので」
「やばそうなんで、とりあえず聞いてます。直前に何も分からないと不安なので」
部活やサークルの先輩、同期から教えてもらって、その科目だけ聞く、という容量のいいタイプです。これができる人はかなり強いですが、出来る人は限られていると思っています。
④「授業からたくさん出るよ」と言われている科目だけ聞くタイプ
「過去問ぱらって見てみたら、授業で話してたことが出てるのに気づいた」
「先輩がその科目の授業は聞いとけ、って言ってた」
「結局先生の熱く語ってる場所が出るじゃん」
「先生自身がだすぞって言ってるところ、出なきゃ詐欺だし」
これも容量がいいタイプです。うまくこなせる人は強いですが、人数もそう多くないです。
⑤完全独学タイプ
「医学部入ったけど、授業何言ってるか分からない」
「基礎医学、授業聞いてて意味あるんですか?」
「授業とか、人生で二回ぐらいしか聞いたことないです」
「最初の一回目の授業で挫折 笑」
「授業料は医師免許を購入する値段だと思ってます(^_-)-☆」
要領がいいとは言えませんが、純粋に医学を楽しめるタイプです。試験に出るか出ないかは関係ありません。とにかく知りたいことを調べ、見たいものを見て、生きたいように生きます。医学に対する好奇心が強いことが多いです。ちなみに、橋本はこのタイプに近いです。
⑥試験直前タイプ
「二週間前から勉強を始めて、もし間に合わなかったら俺はそこまでの人生だったんだな、って割り切ってます」
「試験直前にならんと、ドーパミンっちゅうのが出てこないんですわ」
西日本出身の人になぜか多いタイプです。要領はとてもいいですが、勇気も必要です。時間が限られているので、どの科目も60点前後で勝負している場合が多いです(少ない時間で受かる科目の勉強時間を、時間が必要な科目に充てるためです)。
⑦友達頼りまくりタイプ
「だって仲のいい成績5番の友達いるし」
「先輩が全部教えてくれるって約束してる」
「部活めっちゃ沢山入ってます」
友達も優秀であることを理解して、さらに活用しているタイプ。コミュニケーションが得意な人に多いタイプですが、医学部にはちょっと少ないかもしれません。ドクターになると、看護師さんや薬剤師さん等、色々な人と一緒に仕事をするので、このタイプは病院でも愛されキャラになりやすいです。
⑧睡眠学習タイプ
「うーん、ああ、分かる、、、かも」
「あ、授業? そんなこと言ってた?ははは」
本当に理由が分からないのですが、授業を全く聞いている感じはないのに(というか寝ていますし)、なぜか試験の時に「まあ、知ってたかな」と問題が解けてしまうタイプがいます。1大学に2~3人ぐらいの割合で生息しています。絶対マネできない不思議タイプです。良い子はマネしてはいけません。
どれが正解というのはありませんが、自分がどのタイプなのか、もしくはどのタイプの要素を組み合わせるのか、少し意識してみるといいかもしれません。
今日のまとめ
いかがでしたでしょうか。
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