〈書籍のご案内〉 やる気を強化したい人に向けて書きました
↑先日ラグビー部のOBとして、色んな先生に試験事情の裏側を聞いてきました。
こんにちは。「先生は部活に6つも入っていたと聞きました。一番何もしていなかった部活はなんですか?」と言われた橋本です。間違いなく電子工学研究部です。友達と話すだけの部活でした。
先日、とある医学部生のご家族さんから、「医学部で部活が辛いのに、部活に入るメリットについて教えてほしいです」という御質問を頂きましたので、ブログを書きたいと思います。サークルの場合もあるので、「部活動」とまとめますね。
仲間ができる
仲間は人生そのものだ! と言われますが、大学時代の部活動で楽しかった経験は、やはり何にも勝るかなと思います。医学的には、仲間と目指す大会や目標達成は、脳内で神経伝達物質が大量に放出されるので、幸せを感じたり生きがいを感じたりします。
大学に入ってから本気で討論したり喧嘩をしたりすることができるのも、仲間がいるからこそです。一生の付き合いになる大切な出会いもあるかもしれません。
生活習慣ができる
起きている間に体力を使うことになるので、夜はぐっすり眠ることができます。
内科外来には、運動不足を解消せずに睡眠薬の処方を希望する患者さんが多くいます。睡眠薬に頼るようになってしまうと、次の日に薬の効果が残っていてしまい、力が入らないので体力を使わず、夜にはさらに眠れなくなってしまって、という流れが出来てしまいます。話しがそれましたが、部活動は生活習慣のリズムを作るのに役立ちます。
医者になってからの趣味になったりする
どんな科に進んだとしても、医者は患者さんや医療従事者ありきの仕事です。
患者さんは悩みをもって病院に来るので、医者になると精神的に休まる暇はあまりありません。
病院から帰ってきてもすぐに呼び出されたり、呼び出されなかったとしても、昼間の患者さんが悪くなっていないか考えてしまいます。そういう時に、思いきり気分転換できる方法の一つが「全く違うことをする」ということです。医学部時代にたまたま始めた部活動が、いつの間にか必要不可欠な趣味になっていたということも珍しくありません。
外と触れ合う唯一の機会
もしアルバイトをしない場合には、部活動が唯一、外と交流する機会になります。病院には色々な価値観の人と交流しますので、学生のうちに色々な価値観に触れておくと、医者になってから得になるかもしれません。
戦略が練れるようになる
部活動にある程度以上取り組む時には、戦略を練る必要が出てきます。
戦略を立て、もし失敗した場合には、軌道を修正したり、異なる選択肢を考たりすることになります。そういった経験は、人生を強く歩んでいく上で重要になりますし、医療にも「治療戦略」として、とても役立ちます。例えば、臨床の現場では患者さんに治療説明をする時に、いくつかの選択肢を伝えます。この場合はこういうメリットがあって、この場合はこういうデメリットがあって、後は価値観次第ですので選んでください、というような様子です。部活動は戦略を練る思考力を鍛えます。
何より楽しい!
挑戦する楽しさ、成功した場合の楽しさ、価値観の合う仲間ができる楽しさなど様々です。これこそ人生の醍醐味だ、という人もいます。
今日のまとめ
いかがでしたでしょうか。
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