被団協ノーベル平和賞、非核の訴え英語で理解しよう!
英語で「ずぼら」を何という?
先月より、帰国子女で、東大2年生のバイリンガルのMさんが、「シニア・バディー」(アシスタント講師というより、生徒と教師の間をつなぎ、生徒と同じ仲間として英語でのディスカッションなどをサポートする役割。)として当会中高クラスに入ってくれています。
彼女が、先月の東大の五月祭で担当し、大盛況だったというユニークな企画、「ずぼらのメガネ」について、授業で英語でシェアしています。↓
https://twitter.com/glassforsloppys
この企画、ずぼらや、ものぐさな人々が生きやすい社会を目指しているのが主旨だそうで、当日は、スタッフや参加者のズボラ体験共有が一番盛り上がったとのこと。
そこで、当会でも、英語で各自のずぼら体験、ずぼら習慣をシェアしてみよう!ということになりました。
Mさんによれば、英語で、ずぼらは、sloppyであり、ずぼらと言う意味で、よく日本人が思いがちな基礎単語、lazyは、ネガティブで批判的なニュアンスになってしまうそうです。
そこで英語での問いは、
What is your most sloppy experience or habit?
(あなたの、最もずぼらな経験または習慣は何ですか?)
すると、私含め、最も多くの生徒に共有された、ずぼら習慣は下記の結果となりました。
I often forget where I put my smartphone.
(自分のスマホをどこに置いたか、しょっちゅう忘れる。)
なので、
I look for my phone all around my home, and when I can't find it, finally I ask my family, “Can you call me and ring my phone?”
(スマホを家中探し回るが、それでもない時は、家族に自分のスマホに電話してくれるよう頼む。)
という結果となる。
こんなことは、私のような年配者だけかと思ったら、スマホありきのZ世代もよくあるんだぁと新鮮な驚きでした。
その次も、It is just a typically sloppy habit!
「それはまさに典型的なずぼら習慣です!」とMさんも英語で思わず納得したずぼら習慣です。
The more important stuffs I should do, the more I put them off.
For example, I am not motivated to do homework or reports until right before the deadline.
(しなければいけない物事ほど、いつも後回しにしてしまう。例えば、宿題やレポートなどは、締め切り直前でないとやる気が出ない。)
以上2点に関しては皆、ノディング(うなずき)をして、あるある、と共感の空気が教室に充満しました。
ずぼら体験を共有した感想も英語で述べあいましたが、要は下記の感想に集約されます。
I've been so relieved to realize that I am not the only one who is sloppy.
(ずぼらなのは、自分だけでないと気づいて、すごく安心した。)
Mさんからも、東大生スタッフ自身の、驚きのズボラ体験!のいくつかを英語で紹介してもらいました。
言わずと知れた日本トップの東大から敢えて、
It's ok to be sloppy , right?
(ずぼらだって、いいじゃない?)
というメッセージを発することで、先進国の中でも「幸福度ランキング」最低の日本社会を少しでも生きやすくできないか、という狙いがあるようです。
人間は誰しも不完全な生き物。
東大生だって、ずぼらな側面があって当然です。
しかし、逆説的になるかもしれませんが、少なくとも「ずぼらのメガネ」の皆さんは、世の中を少しでも変革する、という面に関しては、実は決してずぼらではないと私は思います。
さあ、きょうも、授業でずぼら体験、英語でシェアしましょう!