<国際会議>マインドフルネスを教育に活かす可能性
文化、立場の違いを超えて楽しむことが平和につながる
先日開催された高校生主催のクリスマスイベント報告第二弾。
現在、世界で二つの大きな戦争が起きていることから、第一次世界大戦時にクリスマス休戦があったことも念頭に、平和を願う想いを込めて、当会の高校生たちが9月から、レッスン終了後に集まって実行委員会を組んで準備してきました。
イベント前半の国際交流会は、本部がサポートに入りましたが、後半のクリスマスパーティーは、ビンゴやジェスチャーゲームの企画から、会場設定、飾りつけ、司会進行、音響、照明含む全てをGlobal youth英語会の高校生たちが担いました。
チャリティーも兼ね、イベントの収益はウクライナ大使館を通して、戦地に寄付し、当日は、フィリピンで性的虐待を受けた子どもたちをサポートする団体が制作したエコバッグなどの販売も行われました。販売担当をした当会メンバーでNPO法人フリーザチルドレンにも在籍する中1メンバーがフェアトレード商品について英語で説明しました。
イベントで一番盛り上がったのは、ジェスチャーゲームです。
参加者がグループに分かれ、実行委員が英語で示す言葉を順番にジェスチャーをし、グループ内であてた点数で競い合います。
やはり、ボディーランゲッジは、ユニバーサルな言語です。文化、年齢を超えて、あちこちに笑いが起こりました。
さすが、当会の保護者さま、背広姿のお父様もこの通り、アクティブにジェスチャーゲームに参加くださいました。
アトラクションタイムでは、EXILEのダンススクールに在籍し、将来プロのダンサー目指すIさん(高1)と一見チャラ男ですが実は都立名門高在籍、ダンス歴10年のT君(高2)が本格的ダンスを披露。
実行委員の一人で、高校では軽音楽部在籍のNさん(高2)が今街中で聞かれるクリスマスソング、アリアナ・グランデのSanta Tell Meをギターを弾きながら歌い、ぐっとクリスマスムードが盛り上がります。
アトラクションのトリを飾ったのは、イベント開催3日前に参加が決まった、元当スクールのメンバーでアーティストのmoyaさんによるパフォーマンスでした。
moyaさんは、11月末に自作の英語の歌で世界デビュー。1か月もたたないのにYouTubeで10万に近い視聴数を得て、現在、国内外で話題になっているアーティストです。実は、このイベントが、moyaさんの初ライブとなりました。
(moyaさんについては、新年に改めて詳しくこのコラムで紹介します。)
英語は文化を超えて楽しみを共有する道具の一つ
ゲームのスコアの集計により、トップ3に入った参加者が景品をもらえます。
お父さんと一緒に最年少で参加した小1のSちゃんがその一人に入りました。。
景品を授与する実行委員メンバーも嬉しそうです。
実行委員長を務めたSさん(高2)が最後に、“国、文化、年齢、ジェンダーを超えてみんなが楽しめて、何よりクリスマスを楽しむことさえできない子どもたちに想いをはせ、平和を願うイベントができ、心から感謝します。”と英語で会場に挨拶し、2023年のクリスマスイベントが終わりました。
私たちは、現在世界で起きている二つの本格的な戦争を通し、戦争が一旦起きたら、なかなか終結が困難であることを実感しつつあります。
平時にこそ、国や文化や立場を超えて、理解を深めたり、楽しみを共有する機会を積極的に持つべきだと思います。
英語はあくまで、そのための道具の一つです。
当会のユースたちがクリスマスイベントを通し、当会のミッションを立派に具現してくれました。
当会の中高生部門、Global youth英語会の詳細については、下記サイトを参照ください。
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http://youth.globalkids-eigokai.com/