お得です!英語プレゼンで身に着ける世界共通の表現フォーマット。
唯一無二のトピックを引き出す方法とは?
「そのトピック、世界であなたしか語れないよ。」、11月のプレゼンに向けて各自がトピックを最終決定する9月一杯、私はこの言葉を、各教室、年長さんから高校生メンバーまで声掛けしてきました。
当会では“クラス・インタビュー”で各自のトピックを引き出す独自の形をとっています。それぞれの課題について、クラスメイトたちが、とことん質問をして詳細を引き出していくのです。
クラスの一体感、共感力を高める目的もありますが、他者の反応を知ることにより、自身のトピックの客観的なおもしろさに気づく効果があります。
その際に、留意するポイントが、“SII”です。
すなわち、
*Specific:個別具体的な
*Informative:情報性の高い
*Impressive:印象的・感動的な
特に最初のSpecific、その人しか語りえない体験、想い、動機などが細部までクリアになると、自然に人々の参考になる(Informative)、心に残る(Impressive)プレゼンになります。
これは、私自身が過去、新聞記者、編集・ライターとして働いてきた経験則を応用したものです。
トピックに自信と意欲を持たせることに成功したら、プレゼンの60%成功といっても良いでしょう。後は、本人が驚くほどすすんで練習するようになるのです。
自分の話を、より多くの人に聞いて欲しくて、しかたなくなるからです。
先日、とある低学年クラスで、課題がなかなか決まらなかったS君(小2)のトピックが、クラス・インタビューを通して生まれた瞬間に立ち会うことができました。
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それは、お母さんから教えてもらった“卵料理”(My mother’s egg meals)についてです。
「目玉焼きはフライパンを使うので、かあさんと一緒に作ります。でも、あつあつご飯に生卵とお醤油をかける、“卵ぶっかけご飯”は、おいら一人だけで、めっちゃおいしく作れます。」
このシンプルですが、S君にしか語れないトピックに、クラスの皆が、“すごい!(Great!!)”、“なんか、おいしそう!( Sounds yummy!!)”と大騒ぎです。
クラスの皆も、S君ならではのトピック決めに貢献できて嬉しいのです。
今年プレゼンが初めてのS君は、発表に後ろ向きでしたが、今は誰よりも大きな声で、意欲的にトレーニングに励んでいます。
次回は、豊田が直接指導する中高クラス(Global youth 英語会http://youth.globalkids-eigokai.com/)
の、社会の変容と個人の想いが密接にリンクした、“常識を覆すトピックのくつか紹介します。