【就業規則作成】チャットGPTが進化しても専門家にお金を払う価値のある就業規則業務とは?
就業規則の作成を通じて、
様々な人事労務問題の相談を受けます。
採用、働き方、年休、残業(残業代)、休職・復職、賃金、退職金、ルール違反、業務命令違反、退職、定年後再雇用、解雇、懲戒
人事労務の問題って・・
挙げていけばきりがありませんね。
「人事労務問題って中々解決が大変」
ということでご相談をいただきます。
では、なぜ、大変なのでしょうか?
法律が複雑だからでしょうか?
問題が起きたときの
対処の経験の問題でしょうか?
確かに、法律は複雑ですし、
経験があれば解決できることも多いです。
でも、本質的なことは
そこではないと思っています。
問題の解決を妨げている最も厄介なもの。
それは、人間の感情です。
腹が立つ!
〇〇さんの言うことは聞きたくない!
人間には感情があり、
必ずしも合理的に行動をとれるわけではありません。
とりわけ、毎日顔を合わせざるを得ない
会社の人間関係にはそのようなことが
生じることがあります。
このように感情が絡み合い
しかも、中々相談する相手もいないと
問題が複雑化します。
関係者のお話をうかがえば
問題自体はけっこうシンプル
な場合も多いのですが、
それは、当事者では気づかないこともあり、
専門家が必要になってくるのでしょう。
そんな中、相談された専門家が
意見を押し付けたりしたら、
どうなるでしょうか?
更に、フラストレーション
がたまりますよね。
そんなことなら、AIに相談した方が良い
(ストレスにならない)
と思う方が多いのではないでしょうか?
AIには何でも話せますから。
(個人情報は除く。)
しかし、AIには一つ大きな欠点があります。
それは、人間の感情を理解し、
共感する能力です。
言葉では共感を示してくれますが、
形だけです。
人間が持つ、この能力こそが、
人間関係における問題解決に必要です。
そして、それが専門家に最も必要なことだと
私は考えています。
最後まで、お読みいただき、
ありがとうございました。