ストレスゼロ!「娘から見た老年前整理」Vol.3
こんにちは。
きれい収納コンサルタントの高橋和子です。
寒い日が続きますね。風邪も流行しています。
寒さを吹き飛ばして、今日も一日楽しんでまいりましょう。
さて前回からの続きですが、私の実家は、鉄筋3階建で、
間取りは1FにLDK・風呂等の水周り・6畳1室。
2Fに6畳3室。3Fに6畳2室の6LDKです。
私達兄弟も独立して、実家には父母だけで住んでいました。
母は体力が衰え、2Fの寝室に行く事が困難になり、父母ともに1Fで
寝起きをしていました。2Fも3Fも誰も使わない状態でした。
夫婦が高齢化すると、階段の昇降が困難になり、生活の主体は1Fに
限られてきます。エレベーターの設置や減築という考え方もありますので
老年前整理では、たんにモノの整理だけではなく、
こういった身体的状態になった時、生活の質を維持するためには、
どうするかを考える思考の整理が必要になります。
母の体調が悪くなって、母に代わって家事全般をやるようになった私は
キッチンの整理収納から着手しました。
実家は、賃貸兼用住宅だったので、1Fの半分を飲食店に貸していて
飲食店特有の「茶羽ゴキブリ」がLDKにも発生していました。
LDKには、巾120㎝×天井までの高さの作り付けの食器棚が
2つ並べてあり、その中に、大量の食器類が入っていました。
私は、この大きな食器棚から大量の食器類を全部出して、
食器棚の内部をエタノールで消毒しようと考えたのです
この時、私は整理収納・ライフオーガナイズの手法など
まったく知りませんでしたが、ただただ、ゴキブリの駆除と
大量のモノの整理をしたいと言う切羽詰まった心境でした
私は、2つある食器棚の1つの中段から食器類を取り出し
全部洗って、食器棚内部はエタノールで拭いて、新しい
タオルを敷きその上に、同じ種類の食器をしまいました。
しかし、このやり方は後で混乱と2度手間を招きました
何故かと言うと、違う場所を開ける度に、同じような
食器が出てきて、せっかくきれいにディスプレーしたのに
もう一度やり直すことになったからです
そして、母の事を思って、極力捨てるモノを少なくしたため
しまう場所がなくなってしまったのです。
今、整理収納・オーガナイズの手法を学んで言える事は
まず、始める前に食器棚を全部開けて何が入っているかを
把握することです。
意外と人はクセがあって同じようなモノを持っています。
様々なザルを30個位持っていたクライアントもいました。
そんな訳で、モノの量の把握が大切です
あと、同じモノだったら最高何個までと持つ量を決めます。
また、捨てるのに汚れているモノ・破損しているモノは
当然として、どんな基準で捨てるかを決める事も大切です
私は、1日2時間くらい4-5日間かけて食器棚の
整理収納をしましたが、その間、隣の部屋で
休んでいる母は、どんな気持ちだったのでしょうか?
次回は、母の気持などを書いていきます。
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