(BSテレ東)日経モーニングプラスの取材を受けました
自分の住んでいるマンションが他人からどう見られているか、気になったことがありませんか?
毎日当たり前のように居住していると、共用部分も当たり前の景色になっていると思いますが、結構他人は見ています。
私は通勤・通学・買い物などの行き帰りに人の住んでいるマンションを見ると、
「このマンションはイメージが良いな」
「全体的に安っぽいイメージだ」
「ちょっと高そうな雰囲気が出ている」
と勝手に想像しています。
ところで、最近定着した「電灯・電球のLED化」を利用して、
特に築20年超のマンションの高級感を「夜だけ・少しだけ」上げる方法があります。
それは、
共用部分、廊下と階段の電灯を「白熱色のLED」に変えて、夜の外観イメージを変える
です。
築20年超のマンションの共用廊下には、蛍光色(真っ白)な電灯がついていることが多いのですが、蛍光色には高級感は感じられません。
一方、白熱色(茶色がかった色)の電灯に変えると、マンション全体が落ち着いた夜景になり、少し高級感がでてきます。
私は毎日夜遅くの帰宅ですが、電車からの車窓や駅からの歩き道でマンションを見ると、築年数の経ったマンションの多くが共用廊下灯や外灯に「蛍光灯」が使われています。
一見して「昭和時代に立てられた団地」のように見え、
安っぽく、また寒々しく見えます。
最近の新築マンションでは、建物や植栽へのライトアップにまで力を入れているところもある位、照明がマンション全体に与えるインパクトは大きいものがあります。
単に電灯(照明)を交換するだけのお手軽な方法ですし、昨今の電力会社による電気料金値上げでコスト削減ニーズもあると思います。白熱色のLED電灯に変更してみてください。
些細な事のように見えますが、ちょっとした高級感の演出とともに理事会や管理組合での話題づくり→コミュニケーション醸成の一助にもなり得ますから、ぜひお試しいただきたいと思います。
夜が綺麗になれば、昼間(普段)の姿も綺麗にしたくなり、マンション全体の美観の向上、居住者の意識の向上へつなげることが十分可能です。
マンション管理コンサルタント メルすみごこち事務所