小学生　春の断捨離！（1）　『どこの何を？』

小林理恵

2017年4月10日

2020年12月10日

今は春休みも終わり　いよいよ新年度&新学期。
進級進学、おめでとうございます。
この時期は全学年のモノと新学年のモノとの混在で
頭をかかえているご家庭も多いのではないでしょうか？

まして、お子さん小さい、小学生くらいだと
散らかし放題　で　
怒り　から　諦め　に、親のストレスも最高潮に。。。

子どもは散らかしてなんぼ。
散らかすことはさほど問題ではなく
問題の本質は　《散らかったモノの戻る場》
そして　《戻す行動の習慣化》　だと思いませんか？

戻す場が決まっていなかったり
あれこれ沢山詰め込まれていて　
戻す気力も失せてしまうような場だったり。
子どもがモノを戻しやすい場作り、戻す行動の習慣化を新学期を期に
はじめてみませんか？

もし　「子どもが散らかし放題でうんざりしている」　
そんなお母さんの問題解決のヒントになればいいなぁと
我が家の小学生の春の断捨離を少しご紹介したいと思います。

我が家は終業式の日の次の日より
数日かけて息子とモノの戻る場所づくり作りに入りました。
第一弾は《モノの断捨離》です。

【どこの何を？】

小さな範囲、アイテムは絞ることがキーポイントです。
大人はついつい一気に終わらせてしまいたい衝動にかられますが
子どもは集中力は10分～30分の維持が限界。
数日にかかって取り組む覚悟が親には必要です。

我が家の場合選んだのは
自分のモノを置く場所、引き出しと本棚　です。

子どもにはあれこれ片付けのノウハウを伝えても　嫌になるだけ。
シンプルを心がけて・・・まさに伝える側の断捨離です。

◎　使わない・要らない　モノを選んでね！

◎　今・これから使う　モノを選んでね！

どちらも　《選ぶ》　という　息子の意思・行動　に重きをおきました。

始めはほとんどが使うに分別したモノも
3日ほどかけて（1日の時間は30分～1時間程度）自分の場所を取り組んでみると
ほとんどが要らないモノになっていたり。
息子なりに断捨離を繰り返すと《モノとの関係》が変わっていくことに気付くようです。

まずは《本人が考えること》だと思います。
そして親は決して子どもの決断行動に口を出さないこと。
たとえそれが親から見て「違うよね」と思っても。

（参考画像）

2日目には教科書が断捨離、旅立つ準備に入りました。
息子が言った一言に尽きます。

「ボク、もう覚えたし！」

そうそう、そうでなくっちゃ！　たくましい！　
その自信が生き抜く力に役立つはず。

「だよねー！」

新しい教科書がやってくる新学期。
新旧潔く交代です。

新しい教科書に名前を書く時。　紙の匂い（好きなのです）。
何が載っているのか、目次に目を通すとき。
新しい教科書、学びにワクワクするんだろうな～・・・

モノの断捨離が進んだら　次は戻る場所を調えます。
次回をお楽しみに！

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