女性であるが故の落とし穴　～片づけられないダメな女～（１）

「断捨離トレーナーってもともと片付けが好きなんでしょう？」

そんなご質問をよくいただきます。


その答えは・・・・



「いいえ！　私は片付けが　大っきらいです！」



もし、片付けが得意・・・・

いえ、そこまででなくて

片付けが好き、嫌いでないくらいだったら

きっと

断捨離に出会うことはなかったのではないかと断言できるくらいです。




ここでとても恥ずかしながら

少し私のお話をさせていただきましょう。

言い訳　「私は忙しいんだから・・・」

私は仕事が大好きでした。

仕事にやりがいも感じ、評価を受けることで喜びも感じていました。

今思い返すと、過酷な労働もこなしてきたなぁと関心できる自分がいます。







外での私は仕事に打ち込み、一生懸命。

評価も悪くない（あくまで自己評価ですけれど）



ところがです。



外で全力疾走するあまり・・・

自宅の状態といえば・・・


？？？？？


決して人には見せられない状態。



クタクタになって帰宅する毎日に

身の回り、お部屋を整える、そんなことは　「無理！」でした。



疲れて帰宅した後は

とりあえずの食事

精一杯の身支度（入浴や明日の準備）

そして

寝る！

泥のように・・・寝る！


そして翌朝・・・仕事・・・そして帰宅　の繰り返し。



その時は　「だって、私は忙しいんだから！」


これですべてがOKでした。

その言い訳、いいのか？

仕事が好きで時間のみならず、意識さえも仕事にささげていた時代。

そんな私にも転機が訪れたのが結婚でした。



それまでは自分ひとり。

住まいに関して直接迷惑をかけることも

苦情を言われることも

人の目を気にすることもない生活が一転。



他人と、結婚相手と共に過ごす空間。



もちろん、そのころも仕事を続けていましたので

大好きな仕事をしつつも・・・

後ろめたいような・・・　気兼ねするような・・・・　申し訳ないような・・・



決算期は日付をまたいで帰宅することも多く

さらに住まいは荒れて。



そこでもまだ、言い訳を。



「私は仕事で忙しいんだから」



ところがその言い訳は自分自身にしか通用しないもの・・・

そんなプレッシャーを感じながらの生活は

徐々にストレスになってきました。



そして仕事と家事、二足のわらじを履く　【兼業主婦】の最大の苦悩



「私って・・・家事が中途半端・・・　片づけられないダメな女なのかなぁ・・」


そんな風に帰宅してドアを開ける、回数を重ねる度に自責の念にかられるのでした。





続きます。





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