大手結婚相談所を選ぶ際の5つのポイント
結婚相談NPO、理事長の影山です。
シニア婚の話しばかりでは飽きてしまうので、今回は宗教信仰と婚活についてお話ししたいと思います。
婚活におけるセンシティブ情報
婚活をしていると、センシティブ情報という言葉にたまに遭遇すると思います。
代表的なものは「健康状態」や「政治思想」、「信仰している宗教」についての情報で、「きわめて慎重に取り扱うべき情報」と定義されています。
それ程遠くない昔、結婚相談所は結婚を希望する会員に対して身元確認用に戸籍の提出を要求していました。しかし、これが部落差別に繋がってしまった過去の事例から、現在は相談所側から戸籍を要求してはいけない事になっています。
その件が元で「独身証明書」の配備が全国の自治体に呼び掛けられたそうです。
この様な時代背景を経て、現在の結婚相談所の形が出来上がった訳ですが、当然、宗教についても必須項目では無くなっています。
今も婚活プロフィールに残る宗教欄
では、2015年現在、結婚相談所のプロフィールに宗教の欄が残っているのは何故なのでしょうか?
実は現在の宗教欄は同じ宗教を望む方がお相手を探す為に利用する項目となっています。必須項目では無くなった事でニュアンスが変わったのです。
中にはご丁寧に「仏教」などと書く方がいらっしゃいますが、基本的に新興宗教を信仰されている方のみが宗教を「有り」に設定します。
宗教の項目を「有り」にしただけで検索対象から外れてしまう可能性があるからです。私は年に数回墓参りをする程度の日蓮宗徒ですが、私が婚活をするとしたらやはり宗教は「無し」に設定するでしょう。
新興宗教を信仰している方の婚活方法
新興宗教のイメージが決定的に悪くなったのは恐らく地下鉄サリン事件辺りからだと思いますが、憲法は信教の自由を認めていますし、恐らく私が知らないだけで新興宗教の中にも立派なものもあるのでしょう。
では、新興宗教を信仰している方はどのように婚活をしたら良いのか?私なりに考えてみました。
1.プロフィールの時点で宗教を書いておく
2.お相手やその家族に入信を強制しない
3.内容について早期にお相手に説明しておく
中でも3つめの早期の説明こそがポイントだと私は思っています。
無知というのは恐ろしいもので、知らない宗教に対するネガティブな想像は勝手に広がります。
お墓には一緒に入れるのだろうか?財産などは取られてしまうのではないか?日常生活にはどのようにかかわってくるのか?等々、出来る事ならばお見合い時に説明して、あらぬ誤解は解いておくのがよろしいでしょう。
怪しい宗教では無く、家族にとって害も無いという理解が得られれば、きっと受け入れてくれるお相手は出てきますし、ご家族に説明する際の味方にもなっていただけると思います。
上記三点を徹底いただけるのであれば、我々は出来る限りのサポートをさせていただきます。
逆に厳しい言い方をすれば、最大限の努力を実行せずに婚活に絶望するのは甘えかもしれません。
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