婚活の狙い目、アウェー戦

影山頼央

影山頼央

テーマ:婚活のヒント

結婚相談NPO、ブライダルサポーターの影山です。
本日は表題の通り、婚活では積極的にアウェーに出向くのも有りだ!というお話をさせていただこうと思います。
アウェーに出向くには勿論、時間と足代(交通費)が余計にかかります。大概は躊躇してしまうものなのですが、最近、たまたま九州の会員様と東京の会員様のお見合いが連続しましたので今回のコラムを考えてみました。

■現状分析

婚活をされている方はご存知の方も多いと思いますが、IBJは日本最大級の会員ネットワークを誇る連盟です。最大「級」とIBJがしつこく付けているのは「出会い系を足したらそうでは無い」などの面倒な論争を避ける為で有り、実際には同様の連盟としては最大です。
その登録会員数は2015年2月時点で総会員数は53,000名を超えています。
エリア別会員分布図
上記の分布図はIBJのエリア別会員分布を表したものですが、連盟によって会員分布の特色は有るもので、IBJの場合、元関西の会社だった事から現在も関西の会員様が最大派閥です。本社を東京に移してからは関東の会員数が一番延びている様子ですが、肩を並べるにはもう少し期間が必要でしょう。
分母が大きいので1%といえども500名超を表しているので関東は十分過ぎる数なのですが、北海道・東北、北陸、四国、信越にお住まいの方は婚活に戦略が求められる事を意味します。

■何故狙い目か?

理由は簡単。大抵の方が住所指定で検索をかけるからです。
対象が膨大になりすぎるので、住所指定をしないで検索する方はほぼいらっしゃらないでしょう。
活動を開始されて間もない内だけか、余程他の希望条件が高い方に限られると思います。
実際、私含むブライダルサポーターの仲人は他エリアの方をご提案する事が有ります。
九州と東京なんて難易度高い事は言いません。神奈川県にお住まいの方に静岡県の方をご提案したり、群馬の方に長野の方をご提案したりする程度です。
IBJで無くてもご利用されているシステムの地域クラスタがどの様に分けられているか今一度ご確認される事をお勧めいたします。

■マイノリティ側はどうすれば良いの?

まず大前提の二択が「エリアを近辺に搾って活動期間を限定する」か、「他エリアへの遠征を検討する」かです。
そして他エリアへの遠征を決断された暁には「他エリアへの積極的お申込み」と「プロフィールにおける出向きますという意思表示」です。この2つのアクションは必須だと思います。

■アウェー婚活の注意点は?

遠征を決断された方は時間と足代は有る程度覚悟していただいていると思いますが、その上でチェックしなければならないのは結婚後の居住地を相手に合わせるか、ご自身に合わせるかを早期に確認する事です。
古臭い考えかもしれませんが、日本では男性側が結婚を期に移転・転職するのはまだまだ考え難いでしょう。(私が稼ぐから主夫をして!という方はその限りでは有りません)
お申込み前のチェックポイントとしては「結婚後仕事を継続するか否か?」と「お相手もしくはご自身が新天地で就職しやすい職種か?」になるでしょう。

IBJルールではお見合い場所に関して女性の希望に沿うよう指定が有ります。ブライダルサポーターの女性会員様には男性を一方的に呼び寄せるのでは無く、中間地点までは出向くようにとお伝えしていますが、連盟内他相談所の方とお見合いされる場合はブライダルサポーターのローカルルールなどは効力が半減します。
とはいえ、ルールを振りかざして自分の所まで来るように指定する方が婚活で苦労されるのは想像に容易いですよね?

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