婚活の狙い目、アウェー戦
結婚相談NPO、ブライダルサポーターの影山です。
仲人として皆様のプロフィールを拝見していますと本当に様々な資格をお持ちの方がいらっしゃいますが、最近、マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)をお持ちの方が増えて来ましたので、私もNPO運営に必須といえる「MOS Powerpoint2010」を受験、取得してみました。
私自身は転職する訳でも婚活する訳でも有りませんので資格の取得目的は主に自己研鑽なのですが、今日は婚活中の方はプロフィールに資格をどの様に記載すべきなのか?についてお話したいと思います。
まず、大前提として持っている資格を全て書くのは止めましょう。私でしたらMIDI検定や一太郎検定は選外‥書きません。絶対に書くべき資格は現在のお仕事と関連する資格です。私の現在の職業は仲人ですので、遠い昔に取得したシスアドなども書かないでしょう。
それでは実際にどうすれば良いのかを見ていきましょう。
絶対書くべき業務独占資格
公認会計士、税理士、弁理士、司法試験、司法書士、医師、看護師、宅地建物取引士、はり師・きゅう師まで、業務独占資格とはその資格が無ければ業務を行う事が禁止されている資格の事を指します。
大枠では運転免許も含まれますが、業務独占資格は生活力に直結しますので、例え現在の仕事と関連が無くても記載しましょう。
書くべき名称独占資格
名称独占資格とは業務自体は資格を所有していなくても従事可能でありつつも、名称を名乗る権利が所有者にしか認められていない資格を指します。
こちらも沢山有りますが、有名なのはファイナンシャル・プランニング技能士(FP)や中小企業診断士などのコンサル系でしょうか?
業務独占資格ほどでは有りませんが、業界によっては評価指針となっているものですので、やはりこちらも現在のお仕事と関連が無くても書きましょう。
ここから書けるというライン
英検など、段階的に級が複数有る資格は基本的には二級以上から書くのが基本とされていると思います。
この時に意識したいのが他の経歴との釣り合いです。
例えば微妙なラインの「英検二級」ですが、最終学歴が高卒の方ならば書いた方が良いものの、仮に英語が得意なイメージの有る上智大学や国際基督教大学(ICU)出身の方はあえて書くべきでは無いと私は判断しています。
ついでに個人的基準を申し上げて置きますとTOEICスコアは700未満は書くべきでは無いと思っています。評価されるのは800以上です。
この人は騙され易そうだな?と思われるかもしれない資格
皆様は10年ほど前に世の中が検定ブームに湧いていた事をご存知ですか?ネガティブな見方をすると業者側が「検定は儲かる!」と勝手に盛り上がっていた時期です。「儲かる」という甘い言葉を利用して、検定を創出しませんか?系業者もたくさん出ていました。残念ながら、その中には婚活用資格をターゲットとした物もあります。
実際に役立つ資格も有り、一概に「プロフィールには書くべきで無い」とは言い切れないのですが、料理系の資格などの中にはそういった「婚活者を食い物にしている」レッテルが既に貼られているものもあります。
婚活をされている方の中には藁をも掴む気持ちで資格取得に励む方もいらっしゃるのですが、その資格取得費用を確認されるリスクは意識した方が良いでしょう。高過ぎる資格はマイナス印象に繋がるかもしれませんので、ご注意ください。
番外編:話しのネタにあえて書く資格
先ほど検定ブームのお話しをしましたが、資格としての実際の効果は無いと認識されつつも中には話しのネタとしてのポテンシャルを持っている検定が有ります。
今まで拝見したプロフィールの中で興味を惹いたのは「三国志検定」や「ほめ達検定」あたりでしょうか。
大半の男性は日中関係がどんなに悪化しようが三国志は好きですので、食いつく人もいるでしょう。
以上、思いつきで書いてしまいましたが、プロフィール作りの参考になれば幸いです。
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