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青沼理プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

「丈夫で長持ち」と言うお話し

青沼理

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テーマ:建築メモ

健康な家=丈夫で長持ち(=人も・・・(笑))

そう言って、パッと思いつくのは、柱や梁の構造体
それから、敷地・・・地面ですよね。
これは基本中の基本。


しかし、それだけじゃないんです
快適に住めることが必須条件

壁を多くすれば家は丈夫になりますが
風も光も入らない暗い家では快適に住めませんね。

ですから・・・

丈夫で長持ちで快適に住めることが重要です。


次に、家は丈夫で快適なんだけど
なんだか住みにくい・・・

これは、間取りがライフスタイルの変化について行けない現象で
柔軟に対応できる間取りにしておかなくてはならないということ。


もう一つは、設備

設備は消耗品だから、壊れたら修理して使えばいいと思います。

事実、配管などは、寿命がきたら取り替えなければなりませんが
最近のハイテク製品は、メーカーに部品が無くなったら修理不能。
結局、全部取り替える羽目に。てなことに。


車やバイクは“旧車”としてファンが大切に使っていたり
オーディオでも、古い真空管のアンプがいい音で鳴ったり、と
古くてもいいものを、手を加えながら共生していく

少々マニアックな世界と言えなくもありませんが
はたして、現在のハイテク製品が
数十年後、修理して使い続けられるのでしょうか

現在のハイテクカーは
修理と言うより、壊れた部位を交換する方式だから
交換部品がなくなり次第、寿命ってことでしょうね。



安かろう悪かろうは、誰でも避けたいですよね
しかし、安けりゃ安い方が良い、と思うのも本音。

すべて、良いものが高くて当たり前、とは言いませんが
良いものが高いのは理由があるから、というのも納得。


だとしたら

少々高くても長く使えたら、結局安い買い物
ということになりませんか?


そんなことを考えながら材料を選んだり

選んだ材料が、
新築のときより、10年後、20年後、風合いが出てきて
ますます良い感じになってくることを想像しながら

家づくりを楽しむ

さらに住みながら、変化を楽しむ、なんて言う
豊かな暮らしを提案できたらいいなぁ

なんて考えます。



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