春の着付けスクールは生徒の活気があふれています
緊急事態宣言は続いていますが、通常のレッスンは、マンツーマンのレッスンのみ開始しております。花嫁着付けのご希望の方は多くいらしていただいて、花嫁コースを受講いただくのに特に条件などは設けておりませんが、基本の振袖着付けがきちんとできること。ここを確認させてただいてます。
きちんとできるということは、、、
①襟合わせの中心・左右対称がずれない事
②紐をゆるむことなく、締めすぎなく結べる事
③帯をゆるむことなく巻ける事
意外にできていないこの三つのこと。ここまでできたら、花嫁レッスンに挑戦です!
今回はアンティークの引き振袖を着せる授業。アンティーク着物はとてもデリケートなので絶対、力任せに着せてはNG。空気を抜きながらボディに添わせるように着せていきます。しわの取り方も要注意。着物を引っ張ることはできないので、いかにしわを作らず着付けるかが課題です。
丸帯での帯結びは「ふくら雀」立矢系の帯結びを勉強することは多いのですが、昭和初期の花嫁は「ふくら雀」も結ばれていました。とてもシンプルで、左右対称に作ることが大切。重い丸帯お帯の扱いは慣れていても毎回緊張します。そんな、高度な技術をレッスンに取り入れながらのレッスン、丁寧に、慎重に、そして感性豊かな帯結び。毎回の授業での生徒の成長が楽しみです。
引き振袖にふくら雀
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