家族葬のプロが教える「事前相談する前に決めておくこと」②

初めての葬儀では、火葬場について分からないことも多いのではないでしょうか。
実際にお客様からは、
「どこの火葬場でも料金は同じだと思っていた」
「希望する日時で予約できると思っていた」
といったお声をいただくことがあります。
火葬場は施設によって利用条件や料金が異なります。こうした点を事前に知っておくことで、葬儀に対する不安を少しでも軽減できるでしょう。
この記事では、お客様からよくいただくお声をもとに、火葬場に関するよくある誤解について解説します。
火葬場についてよくある誤解
火葬料金はどこでも同じだと思っていた
お客様との打ち合わせで驚かれることが多いのが、火葬場によって利用料金が異なるという点です。
公営火葬場では、亡くなられた方の住民登録地によって料金が設定されていることが一般的です。当社対応エリアの徳島市立葬斎場や小松島市葬斎場などでも、市内・市外で利用料金が異なります。
一方で、火葬場によっては、市内・市外という区分だけでなく、同じ市内でもお住まいの地域によって料金が異なる場合や、市外であっても一部の地域は同じ料金区分となる場合があります。
例えば、当社対応エリアの阿波市にある阿北火葬場では、満13歳以上の方の火葬料金は65,000円です。ただし、阿波市の市場町・阿波町に住民登録がある方と、隣接する吉野川市の川島町・山川町に住民登録がある方は、火葬場使用料助成制度の対象となるため、20,000円を超える部分が助成されます。一方で、阿波市内でもそれ以外の地域(土成町・吉野町)に住民登録がある方は助成制度の対象外です。
このように、火葬場の利用料金や助成制度は自治体によって異なります。住民登録地によって実際の負担額が大きく変わるケースもあるため、想定していた葬儀費用に影響することも少なくありません。
希望する日時に必ず予約できると思っていた
火葬場は予約制で運営されており、予約手続きは一般的に葬儀会社が行います。
火葬炉の数や予約枠には限りがあるため、希望する日時が必ずしも予約できるとは限りません。予約状況によっては、葬儀や火葬の日程を調整しなければならない場合もあります。
特に冬場や友引明けは予約が集中しやすく、通常よりも待機日数が長くなることがあります。
ご逝去後に慌てないためにも、火葬場の予約状況が葬儀日程に影響することを知っておくと安心です。
火葬場によって異なること
火葬場によっては、利用料金だけでなく、支払い方法や支払いのタイミングも異なります。
支払いは火葬許可証の手続き時や火葬当日、事前など、火葬場や自治体によってタイミングが異なります。また、支払い場所も、市役所本庁や各支所で支払う場合などさまざまです。
こうした手続きについては、葬儀会社の担当者が事前にご案内します。ただし、「当日に支払うもの」と思っていたら、それより前のタイミングで手続きが必要になるケースもあります。不明な点や気になることがあれば、事前に確認しておくと安心です。
まとめ
火葬場はどこでも同じ条件で利用できるわけではありません。
利用料金は亡くなられた方の住民登録地や火葬場の料金区分、助成制度によって異なり、予約状況によっては希望する日時で火葬ができない場合もあります。また、支払い方法や支払いのタイミングも火葬場によって異なります。
事前に火葬場の利用条件や概算費用を確認しておくことで、葬儀に関する不安を軽減できるでしょう。
当社では、生前相談の際に火葬料金を含めたお見積りの作成も行っております。火葬場についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。


