家族葬のプロが教える「事前相談の前に決めておくこと」①
遺族の意識により香典を辞退された場合、本当に用意しなくてもいいのでしょうか。
気になる『香典不要』に関して次の1~3、いずれの対応をするのが望ましいのか考えてみましょう。
1.持参するが、お断りされても香典返し不要と中に記載してお渡しする。
2.持参するが、お断りされた場合「承知いたしました」とお渡しするのをやめる。
3.持参しない。
私の経験上、2番の対応がいいのではないでしょうか。
実際のお話で、最初の打合せ時は香典辞退ということになっていたのですが、お葬式のときにはご香典を受け取るように変わるなんてことがまれにあります。
念のために持参し、お断りされれば「承知しました。」と下げられる対応がよいと思います。
遺族側からはっきりと『香典不要』と明示されている場合、参列者への返礼品などで負担が大きくなることもあるため、香典を送るのを控えるのが望ましいです。
香典を断ることには何かしらの理由がありますので、尊重することを心がけましょう。
香典以外にも遺族に弔意を表す方法として、供物や供花を贈るというものがあります。
不安なときには自分だけで判断せず、葬儀社に相談してみるのもいいでしょう。
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