家族葬のプロが教える「事前相談する前に決めておくこと」③
お葬式の事前相談をする前に、相談者側で考えておいたほうが良い事が3つあります。
まず1つ目は『葬儀のスタイル』です。
つまり「どんなかたちのお葬式を行ないたいか」ということです。
・広く告知をし、参列者を限定しない一般葬が希望なのか?
・シンプルな直葬なのか?
・家族を中心に親しい人だけでおくる、家族葬なのか?
・どのような宗教(仏式?神式?キリスト教?友人葬?無宗教?など)で儀式を行なうのか?
お葬式のスタイルによって使用する祭壇や飾りかた、宗教者が来られるか来られないか、
参列者へのおもてなしの内容などによって費用が大きく違います。
「どのスタイルが正解なのか」というのは、葬儀社が決めることは出来ません。
相談者が決めなければいけないことです。
多くの人に送ってもらいたい。
こじんまりとした葬儀でいいから、残った家族にお金を残しておきたい。
祭壇を豪華にしてほしい。
料理はいいのを食べてほしい。などこだわりの部分は人それぞれです。
価値観や事情に見やったお葬式のスタイルは葬儀社から押し付けられるものではなく、
自分で決めておくべき事柄だということです。
家族葬専門・セレモニー心 岡正伸