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上谷幸祐プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

プロは絶対に避ける!最悪の間取り7選 1&2&3

上谷幸祐

上谷幸祐

テーマ:設備・仕様

こんにちは、住まいの専門家上谷です。

家を建てるならもちろん、間取りにはこだわりたいですよね。
特に注文住宅であれば、1~100まで自分が気に入った間取りにすることができますから、一生懸命に調べて、失敗をしないようにしたいですよね。

ですが実際には、家が完成してから、間取りで失敗や後悔を感じてしまう方が後を絶ちません。
今回は、そんな間取りでの失敗や後悔を回避するために役立つコラムとなっています。

ご紹介する間取りはどれも、注意しておかないと知らない間に採用されてしまうような、人気の間取りばかりとなっています。
皆さんが失敗をしっかりと回避できるように、間取りのメリットやデメリットに加えて、採用すると危険な理由や、採用する場合の対策まで、詳しく解説します。

是非、最後までお読みいただいて「こんなことになると知っていたら、絶対に採用しなかったのに!」という後悔を避けるための参考にしていただけたらと思います。

1 寝室のウォークインクローゼット

プロは絶対に避ける間取り1つ目は、寝室のウォークインクローゼットです。

ウォークインクローゼットは、収納内に入って使用するタイプのクローゼットです。
最近では、ファミリークローゼットとして、家族分をまとめて収納するというご家庭も増えていますが、まだまだ、寝室や個室にウォークインクローゼットを設置する方も多いです。

ですが、結論からいうと個室のクローゼット形式には2つのデメリットがあります。
1つが、動線の問題、そして2つ目が衛生面の問題です。

まず、動線の問題については、一度寝室を経由してから、クローゼットに入る必要がありますので、動線が長くなってしまいます。リビングからちょっとしたものを取りに行くのにも、迂回したような動線になってしまいます。
また、扉を何度も開ける必要がありますので、手に荷物を抱えている場合は、扉を開け閉めするのにも苦労してしまいます。

加えてウォークインクローゼットは、大きな荷物を入れられることもできますから、そういった大きな荷物の出し入れは動線が悪いと不便ですよね。

そして、2つ目の衛生面の問題ですが、寝室内を通路といて経由する必要がありますので、外出から帰ってきた際も、衣類の付着物を寝室へ持ち込んでしまうというデメリットがあります。

このような、デメリットを理解していないと、後から後悔することになってしまいます。

そしてこちらの間取りの改善方法もご紹介します。
それは、ウォークインクローゼットの入口を、廊下に設けるという方法です。こうすれば、寝室を経由することなく動線はスムーズになります。
ウォークインクローゼットの出入り口を、寝室の出入り口に近い位置に設けておけば、さほど不便を感じることは無いと思います。

また、棚板をL字型に設置すれば、寝室と廊下の双方からの扉を設けることもできます。ですが、結構収納スペースを削るので、正直もったいない感はありますから、あまりオススメはしません。

2 充実した二階空間

プロは絶対に避ける間取り、2つ目は、充実した2階空間です。

充実した2階空間というのは、2階にトイレや洗面スペース、そして、ゆったりとした個室が設けられた間取りです。「あー、なるほどなるほど、充実した2階空間かー、確かにそら、、いやエエやん!」と思われた方も多いと思いますので、理由をご説明します。

なぜ、充実した2階空間が良くないのかを、一言でいうと、1階に下りてこなくなるから
です。

この間取りを採用した場合は、家族とのコミュニケーション頻度を、極端に落としてしまう可能性が高いです。

食事とお風呂以外は、ほとんど1階に降りてくる必要がなくなりますから、食事を外食で済ましてしまえば、1階に降りてくる理由は、お風呂に入るだけになってしまいます。引き込もりやニートになりやすい間取りも、このパターンです。ですから、便利だという面だけを考えて、2階に洗面やトイレを配置するのは、危険な可能性も秘めていますのでご注意ください。

対策としては、子供部屋にソファやTVが置けるような環境は作らないことです。あえて、個室はくつろぎにくい環境とすることで、家族のコミュニケーションが取りやすくなります。寝るスペースと、多少学習をするスペースと考えれば、4.5畳程度あれば十分だと思います。ただし、これには様々な意見がありますし、デリケートな部分ですから、あくまでも一つの考え方として捉えてください。

「コイツいっつも変なこと言うとんな!」という方もいると思います。でも、いつも読んでいただいて、ありがとうございます。

3 TV向きのリビング

プロは絶対に避ける間取り、3つ目は、TV向きのリビングです。

一般的なリビングの形を想像すると、TVに向いてソファやリビング配置を考えている方が多いと思います。ですが、しっかり検討せずに、TV向きのリビングを採用してしまうと、失敗してしまうかもしれません。

その理由が3つあります。

1つ目は、そもそもTVが重要な時代ではなくなっているからです。今は、家族であっても、それぞれが好きなものを視聴できる環境があります。
これは、リビングに家族が集まっている場合でも同じです。

例えば、タブレットやスマートフォンやパソコンで、それぞれが自由に好きなものを観ることができます。そうなれば必ずしも、家族全員がTVに向くことは重要ではなくなります。

2つめは、LDKの一体感が増すからです。リビングをTVに向ける必要が無ければ、ダイニングやキッチンに向けて、リビングをオープンに配置することができます。そうすることで、LDK内のどこにいても家族が向き合って過ごすことができます。


3つ目は、壁面にTVを設置する必要がなくなると、LDKの収納不足が一気に解決するからです。従来の設計では、TVを設置するために大きな壁面を必要としていましたが、不要となればその部分に大きな壁面収納を設置することができます。
こうすることで、スペースを有効に活用できますから、よりコンパクトな設計をすることができます。

「また、コイツ変なこと言いだしたぞー」という方もいると思います。本当に、いつも見ていただいてありがとうございます。

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上谷幸祐
専門家

上谷幸祐(一級建築士)

アクアホーム

家族の「叶えたい」が詰まった理想のお家を提案。土地探しから資金計画など、家づくりの初期段階からサポートする地域密着型の工務店。公式YouTube「住まいの専門家チャンネル」の登録者数は2万人を超える。

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