浜松の司法書士が紹介したくなる「年輪経営」
久しぶりに「TOPPOINT」(書籍を紹介するサービス)をパラパラと見ていたら「弾み車の法則」が目に飛び込んできました。
この法則を始めて知ったのは、「ストーリーとしての競争戦略」での下記の記述でした。
それから、数年間、私自身が中小企業の経営者の方々とのやり取りや自らの学びで得た感覚が、正に「弾み車の法則」の重要性でした。
~ストーリーとしての競争戦略より~
「革命や、劇的な改革や、痛みを伴う大リストラに取り組む指導者は、ほぼ例外なく偉大な企業への飛躍を達成できない。
偉大な企業への飛躍は、結果を見ればどれほど劇的なものであっても、一挙に達成されることはない。
たった一つの決定的な行動もなければ、壮大な計画もなければ、起死回生の技術革新もなければ、一回限りの幸運もなければ、奇跡の瞬間もない。逆に、巨大で重い弾み車を一つの方向に回し続けるのに似ている。
ひたすら回し続けていると、少しずつ勢いがついていき、やがて考えられないほど回転が速くなる。」
~ジェームズ・コリンズ(2001)「ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則」日経BP社~
今回ご紹介する書籍は、Amazonなどの事例紹介を通じて、この法則の基本的な考え方、弾み車を作る手順を簡潔に説いています。企業経営にとって大切なのがストーリーであることもよくわかります。
ご興味がある方は⇒ビジョナリー・カンパニー 弾み車の法則 Kindle版