株式の相続に関してよくある勘違い
今日、ご紹介するのは、浜松のガソリンスタンド、「セルフ佐藤SS」さんです。
伊熊店長さんに、お話を伺いました。
会社としては、明石石油株式会社さんなのですが、明石石油さんはガソリンスタンド事業だけではなく、様々な形で地域に貢献されています。伊熊店長さんのお話が興味深かったので、1回のご紹介だけではもったいと思いました。社長さんにも近々お話を伺いたいと思っています。こうご期待。
まず、お店に伺ったときに感じたのが、機械類がピカピカに磨かれていて清潔感があることでした。あとでお聞きしたら、伊熊店長さん自ら、給油機を中心に毎朝拭き掃除をしているとのことでした。
伊熊店長さんは、10年前にこの会社に入社したのですが、実は、一旦会社を辞めているそうです。「当時は、ガソリンスタンドに努めていると人に言えなかった。」と振り返ります。紆余曲折を経ながら、3年後、伊熊さんは再びこの会社に入社しました。整備士という多く経験を積んで。このあたりから、この会社のガソリンスタンド事業が変わっていきます。他店舗ではありますが、いち早くセルフの洗車機を導入し、給油もセルフに。さあ、人は何をするのか。「整備」です。機械に任せるところは任せ。人の手が必要なことに人の手を集中させていきます。「整備」でお客様との信頼と信用ができてくると、「車検」へのシフトします。そして、今では、新車の販売の実績もでてきています。人と人の繋がりをより付加価値の高いところで創り出しているのです。このストーリー、私が考えたのではありません。伊熊店長が私に語ってくださったのです。
伝わりました?
店長さんが、会社のストーリーを語れるということは、それだけ、社長の想いや戦略が現場に伝わっているということでもあります。
伊熊店長は続けます。「いろいろな方とビジョンの話をすると、仲間と大切にするとかお客様とのコミュニケーションが大切だとか、地域貢献というというキーワードがでてくるのですが、わが社の理念には、それらがすべて含まれているのですよ。」
なるほど。確認してみました。
企業目的
「社員の人間的成長と物心両面の幸福を追求すると共に、地域社会の豊かな生活の実現と産業の発展に貢献します。」
はい、確かに。
伊熊店長さんは、お店のスタッフの方々に感謝していると言います。いつも支えてもらっているから。
伊熊店長さんは、人と人の繋がりを大切にしています。それが自分の仕事であり、理念に沿っていると信じているから。
また一社、いい会社に出会うことができました。