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鈴木じつ子

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鈴木じつ子(すずきじつこ) / 税理士

村松&鈴木パートナーズ税理士法人

コラム

財務分析 純資産比率

2012年7月19日 公開 / 2016年10月17日更新

テーマ:会計・経営について

コラムカテゴリ:ビジネス

今日のテーマは純資産比率です。
純資産???
資産ー負債=純資産です。
純資産は、負債が銀行や仕入先に対して支払うものですが、純資産は、自分(会社)がコツコツと貯めた結果のものですから、返す必要のない財産。つまり、純粋な資産です。

例えば。。。
4,000万円の家を買うとします。
今、預金には3,000万円あるとします。
全部家に充てるのもいいと思うのですが、急な支払があるかもしれないので、2,500万円現金で支払い、1,500万円銀行から借入をしました。

この場合、貸借対照表(B/S)はどうなりますか???( ..)φメモメモ
資産   現金預金 500万円 建物(家)4,000万円
負債   借入金 1,500万円 
純資産      3,000万円(500万円+4,000万円-1,500万円)

もし、家を買わなければ、預金が3,000万円あったのですよね。
ということは、純粋な資産は3,000万円てわかります。

さて、次行きましょう
純資産比率(自己資本比率)
 純資産(自己資本)÷総資本×100

一般企業の場合、30%以上が健全とされています。
社会福祉法人の場合は平均70%以上だそうです。
 (これは、超優良企業ですね。。。)

自己資本≒純資産です。
純資産の中には、新株予約権や評価・換算差額等といった、純粋な資産ではないものが含まれています。
もともと、貸借対照表の負債と純資産の間に計上するような、会計的なものなのですが、
中小零細個人企業に、社会福祉法人にはほぼ使わないものなので、
自己資本≠純資産て考えていいです。

総資本=資産合計=負債+純資産です。

どうでしょう??御社はOKですか

身近な相談相手として経営者の皆様を応援します!
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