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鈴木じつ子

円満相続をサポートするプロ(税理士)

鈴木じつ子(すずきじつこ) / 税理士

村松&鈴木パートナーズ税理士法人

コラム

中小零細企業の社長のための 利益計画

2012年11月22日 公開 / 2016年10月17日更新

テーマ:会計・経営について

コラムカテゴリ:ビジネス

前回、長期的視点に立って、経営をしましょう!
なんて、大それたことを言ってみました。
さて、そのためにはある程度の計画をたてないと、将来が見えません。
今回、すごく簡単でお手軽で、紙と鉛筆と暗算苦手なら電卓があればできる方法です。

CVP分析を使った計画です。
CVPとは、Cost Volume Profit の略です。
つまり、原価、売上高、利益です。
営業利益までを簡単に売上高と変動費と固定費にわけて、分析していく方法です。


売上高から変動費を控除した金額が限界利益
売上高に対する限界利益の割合を限界利益率

売上高を多くすれば変動費も多くなるので、限界利益も変動します。
ここで、pointは、
変動費は売上単価が増えても変動しないが、売上量が増えると増えるということです。
つまり、予想の売上高に限界利益率をかけて計算した限界利益は数のみ増やしたり減らした場合で、
予想の売上高から元の変動費を控除して計算した限界利益は売上単価のみを増やしたり減らした場合です。

さっきの画像の表を紙にいくつも書いて、こんだけ売れたらこんだけの利益がでるな(*´▽`*)
こんだけしか売らないと利益が出ない(>_<)と。

その際の書くときのルールは、
1回書いた数字は消さないこと。
売上高の上に量と単価も書く事

これは、ちゃんとした計画ではないですが、
気軽な気持ちから計画を立てることができる方法かな。と
もちろん個人事業主のかたもできますよ☆


わからないことがあれば、ご連絡ください。
身近な相談相手として地域の皆様を応援します!
http://www.suzuki-cta.com/pc/index.html

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