コラム
木材を利用する木造建築は「第二の森林」
2021年3月6日
こんにちは!フレンドハウスの大石知広です。
樹木は温暖化ガスである大気中の二酸化炭素(CO2)を
吸収して成長します。
それを切り出し木材として建築物に利用すると、
吸収されたCO2のうち木材に残った炭素は、
建築物の一部として固定化されます。
森林が炭素を固定する役割を持つことになぞらえ、
木造建築は「第二の森林」とさえ呼ばれます。
樹木を伐採した跡地は新たに植林されるため、
「第一の森林」の機能は変わりません。
木材を利用して木造建築を増やしていくことは、
「第一の森林」を維持しながら、
「第二の森林」を全国各地に広げていくということなのです。
建築物を建てるという生産活動そのものも
CO2の排出を伴いますから、
むやみに建てればいいというわけではありません。
建設工事でCO2を減らすには、
木造が有利ということです。
その生産活動に目を向けても、
木造はほかの構造に比べ
床面積当たりのCO2排出量は少ないとみられます。
森林側の現況を見ても、
今こそ伐採を進めていくことが望まれています。
植林から50年を超える人工林の面積が
全体の半分に達しています。
これらを伐採し、その後に植林する、
というサイクルを築き、
「第一の森林」を維持していくことが必要です。
木材の利用は
それを経済活動として成り立たせていくという
役割も担っています。
次回のコラムもおたのしみに!
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