木質バイオマス活用における二つのメリット

こんにちは！フレンドハウスの大石知広です。

次世代のエネルギー源として近年、木質バイオマスに注目が集まっています。

これは主に木材の加工工程で出る木片や木くずを燃料として利用するものです。

化石燃料と比べ、木質バイオマス燃料（チップ）は

コスト面で圧倒的優位に立ちます。

また、化石燃料は為替レートや国際情勢によって価格が左右されやすい一方、

チップは地産地消のエネルギーであり、

価格が大きく変動する可能性は低いと思われます。

バイオマスボイラーの初期投資を数年程度で回収できる範囲に抑えることができれば、

木質バイオマス燃料（チップ）の恩恵を享受することができます。

60億㎥という豊富な森林量を誇る日本ですが、

林業衰退によって多くの山が放置され、

甚大な災害をもたらす可能性があります。

木質バイオマスの普及は林業再生と表裏一体であり、

地方の産業創生、防災など多くの面で活路を見い出せます。

地方創生の切り札になり得るのが、木質バイオマスの熱利用です。



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