天竜材は輸出できるのか?
こんにちは!フレンドハウスの大石知広です。
先日、「浜松地域FSC・CLT利活用推進協議会」の
第1回連携部会が開催されました。
小生が所属する連携部会は、
川上から川下までが連携による天竜材普及が目的です。
ちなみに、その他部会は、
FSC部会=FSC普及、CLT部会=CLT普及があります。
天竜材の普及には、使用する“経済的価値”が必要です。
森林の持つ多面的な機能といった“べき論”ではなく、
材そのものの魅力や付加価値がなければ、
結果としてお客様に負担をお願いするだけになるからです。
「地産地消の考え方を学ぶ」と題して、
日本エネルギー機構の中谷社長の講義があったのですが、
ドイツはエネルギーを地産地消することで
燃料価格の安定化につながっているとのことでした。
『里山資本主義』(藻谷浩介・NHK広島取材班共著)でもおなじみの
銘建工業の中島社長もキーワードにエネルギーを挙げておられました。
材を商品として売るのは大変ですが、
エネルギーはなくてはならないものなので、
コスト面の恩恵があればそれに越したことはありません。
2020年の東京オリンピック・パラリンピックや
輸出といった“地産外商”も大事ですが、
木質バイオマスが地方再生の切り札になり得るのではないかと
改めて認識した次第です。
市域の約70%を森林が占める浜松市に拠点を置く会社として、
天竜材の普及促進に取り組んでまいります。
フレンドハウス
浜松市中区中央二丁目13-4
(公園通り沿い、おいしいと評判のパン屋「麻や。」さん向かいです)
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