コーチとの対話の中で起こること、突破的な成果を生み出す仕組み(比喩的説明)
こんにちは サポートコーチ出雲の山根浩二です。
先日ネットで見た文章にこんなフレーズがありました「お店をやっていると想定外の問題が毎日のように 起こる。店を経営するということは想定外の問題を解決することと言ってもいいくらいだ」
日々、いつも通りの事で過ぎ去っていれば何の問題も無いわけですけど、そうはならずに、日々イベントが発生してしまいます。
既に経験している、いつも通りの事でしたら、対処法も分かっていたりするので、落ち着いて、その方法を行えると思います。
ただ初めての出来事だったら?
今まで起こっているけど、対処法が確立してなかったら?
今までの対処法では、うまく行かないのが分かっていたならば?
それは、慌てたり、どうしよう?と思うでしょう。その結果多くの方が行っているのが、「時間も無いし、とりあえず今をなんとかやり過ごそう」という発想による対処だったりします。
モチロン緊急避難的な事も必要でしょう。それはそれで良いと思います。
とりあえず今起こった出来事に対して、なんとかする。日々色々な事が起こってきますから、それが経営者の仕事であって経営判断でしょう。
経営者の責任で、他の人には任せられない事を決定されている事でしょう。
そして、その場しのぎの対処って、「また似たような事が起こってるなー」と思う事がありませんか?
全く同じ事では無いでしょうけど、似たような出来事が起こってくる。
それに対して、その場の対処だけで終わらせていると、また同じ体験が回ってくる、みたいな。
普通の方は、その繰り返しを行っています。
ただコーチングセッションの中の話題で乗せてもらえれば、過去の出来事を語って頂いて、検証したり、「他にはどんな対処が出来たのか?5つ出してみてください」「排除していた対処法があったとしたら何ですか?」「尊敬する○○さんならば、どう対処したと思いますか?」という事の話が出来ます。
その話題に対して、「実際にその選択肢を実行したら、どうなるのか?」という思考実験を繰り返していく中で、何かの気づきが生まれます。
それが独りではたどり着きにくい、新しい答えだったりします。
結局、他人に質問されたら考えるじゃないですか。あなたの思考が質問された方向に向けられるという現象が起こる訳です。
それは、質問されないと起こらなかったりします。
自分に自分で質問を投げかける、いわゆる自問自答もありますけど、コーチングセッションを繰り返す中で、私自身の体験としても、「独りで考えている事は、深まりにくいなー」というのがあります。
独りで考えているんだけど、フッとした思いつきや、目に写る情報などに、気を取られて、別の事を考えている状態にスゴくなりやすいです。
観察してみると、自分の頭の中で、色々な思考が渦を巻きながら流れているような感じです。
膨大な量が流れているので、一瞬で消えてしまう事も多いです。人間は1日に何万回の思考を行っているという話があります。そして、そのほとんどの思考が言語化されなくて消えていっている訳です。
ここで冒頭の繰り返し 行っている出来事に話題を戻します。
繰り返し 行っている出来事については、何度も頭の中で思考を繰り返してるわけです。でもその時に思考の池の上に浮かんだ答えを、その都度無意識に「これは欲しい答えじゃない」と沈め直しているのかもしれません。
コーチングセッションの中で、あなたが質問されて答えを考えていく中で、その沈めていた答えが出てくる事があります。その時に、気づいていなかったけど、自分の中に、こんな答えが既にあった事に、驚く方が多かったりします。
あなたにも既に最適解が深い所に沈んでいるかもしれません。その答えを、探してみませんか?
そして、あなたの中の情報とコーチのヒントを掛け合わせる事で、あなたの中から新しい答えが沢山出てくるのがコーチングセッションの時間です。あなたの有能さが発揮される場と時間が作られます。
そんな新しい体験をしてみませんか?